--- アンティーク・エピソード ---銀製のアンティークジュエリー お手入れ方法と刻印について

純銀をジュエリーに使う場合に優れている点は、白さがあり可視光線の反射率があらゆる金属の中で最も優れていることです。
18-19世紀のアンティークジュエリーは、銀(シルバー)を地金に使ったものも多いです。
この頃はダイヤモンドはゴールドではなく(もちろんプラチナはまだありません)、銀にセッティングされることが多かったです。
その銀のセッティングは、20世紀のセッティングと比べるとボリュームがあるものが多いです。
銀の柔らかさゆえにセットする宝石(例えばダイヤモンド)の全周、そして下にたっぷり銀を入れ込であるものが多いです。
この頃、銀はヨーロッパでも採れましたが、大半はやはり輸入品を使っていてメキシコ、ペルー、チリ、ボルヴィアが主たる産地でした。

銀といえば刻印(ホールマーク)があることはご存知の方も多いことでしょう。
「925」等の数字の入ったものを見るかもしれません。
これは銀の含有率をあらわし、92.5%が銀でできているという意味です。
92.5%の純度というのはアンティークシルバーとしては非常に高い水準で、92.5%以上の純度を持つアンティークシルバーは純銀(スターリングシルバー)と言われ、他の銀製品と区別されていました。
フランスのアンティークジュエリーの場合、銀の純度はこのような「数字」で表されません。
銀製であることを示すフランスのホールマーク(大半の場合は「猪の頭」)が入れられています。
銀は元々柔らかい性質を持つ金属であるため、ジュエリーにするためには、銅などの他の金属を混ぜて強度を持たせる必要がありました。
ジュエリーの場合、80%以上と純度の高いものが多いです。

黒ずみは銀の純度が低いほどでやすいです。
銀食器のイメージが強いようで「アンティークの銀のジュエリーは黒ずみすいですか?」と聞かれるお客様が多いですが、ジュエリーに使われている銀の純度でしたら日常的な使用ではほとんど錆びはつかないです。

カトラリーなどは加工の観点からもっと純度の低い銀で作られているものが多く、こうしたものは黒ずみがでやすいです。

またこれは銀だけではなく金などの他の金属にもいえることですが、加工によって硬化した純銀は、時を経るにつ入れて軟化する特性があります。
純銀を昔からいろんな金属と割って合金にしてきたのは、こうした軟化の進行と変色を最小限に抑えるためです。
銀は、金やパラジウムで割ったり、変色防止手段としてロジウムメッキが施されることが多いです。

銀の使われたアンティークジュエリーで万が一、黒ずみが出てきた場合は以下のようなお手入れ方法が有効です。
シェルシュミディで一番よく使うのはシルバークロスです。
一番負担がありませんしこれだけでかなり落ちるのですよ!
あとは漬けおきタイプのシルバークリーンなどもありますが、銀の黒ずみを取る製品は基本的には全て研磨することで汚れを落としています。
特につけおきタイプのものは、頻繁なご使用はお控え頂くことをお薦めいたします。

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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

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