シトリン アンティークデスクシール(印章)

貴族の書斎の必需品デスクシール シトリンを丸ごと彫り出した美しいアンティークデスクシールです。
デスクシールでこのように全体に宝石を用いたもの、それもシトリンのような相当高価な宝石を用いているケースは初めて見ます。
縦幅5.7センチにも及ぶシール全体がシトリンでできているなんて、現代の文具の感覚ではありえない贅ですね。
シール全体にスリットが入っていて、光を浴びてイエローのシトリンが美しく輝きます。
上部と側面でカッティングが切り替わっているところも、魅力的です。
全体が宝石で出来たシールのため、触れるとヒンヤリとした感覚があります。
一つの彫刻品、美術品のようなシール。
机上に置いてあるだけで至福の気分になるに違いありません。 GBのモノグラム インタリオ(陰刻)で描かれているのは、モノグラムです。
「GB」のモノグラムが彫られていて、当時オーダーした貴族の頭文字だったのでしょう。
美しい自体のモノグラムの周りを囲む、模様も美しいです。
当時は文書を封するときなどに使用された、デスクシール。
アンティークシールの中には、、鑑賞用としてしか使いにくいものも多いですがこのシールに限っては全体がシトリンだけでできているので、水洗いすることも可能です。
シーリングワックスに押したり、あるいはこのシールに限って言えばインクを使っても洗い流して頂くこともできます。
19世紀のフランス製。
シールを押して楽しむためのシーリングワックスをお付けします。

  • 幅:27mm 
    高さ:57mm 
    重量:39.8g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

シトリン アンティークデスクシール(印章)

  • 硬度もしっかりあるシトリンに見事な彫りです
  • シールのトップ部分と側面部分で模様が切り替わっています
  • CBのモノグラムはもちろんその周りの円形のモチーフもエレガントです
  • 重なり合った美しい自体のモノグラム、もちろん当時のオーダーメイドです
  • 実用をかねた美術品、全体は2.7センチx5.7センチ、贅沢な宝石使いです
  • シトリン アンティークデスクシール(印章)
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アンティークエピソード

印章のアンティークジュエリー(シール、フォブ、シグネットリング)

アンティークジュエリーの中でコレクターにとても人気があるアイテムのひとつに、シール(印章)があります。
もともとは頭文字や紋章を封印のために蝋(ろう)に押して用いた印章のことです。

宝飾史上最も古いシールは紀元前2000年頃にまで遡ります。
「シグネットリング」と呼ばれる者を時の権力者たちは、用いました。
刻んだのは名前のモノグラムや紋章、その人に関連する何らかのシンボルです。
こうしたシグネットリングは手紙に封をするときに送り主が分かるように、本当にその人物からの文書であることが分かるための真偽を証明する役割がありました。
下記はイギリス、ヴィクトリアアルバート美術館に所蔵されている紀元前1400-1500年頃の古代エジプトのシグネットリングです。
シグネットリング
(c)Victoria & Albert Museum

シール(印象)はインタリオ(陰刻)の高度な技術と、華麗な金細工の装飾が魅力です。
古代からリングとして作られたシールですが、アンティークジュエリーの市場で一般的に見つかるのはに、19世紀前半-中期のイギリスで作られたものが多いです。

フランスのアンティークジュエリーでも数は少ないですが19世紀に、ロマンティックな言葉が刻まれたシールペンダントや指輪が作られます。
愛の言葉が刻まれたものもあります。

下記の当店で販売済みのシールには
「plus loin plus serre(離れれば離れるほど(心は)近くに)」というロマンティックな愛の言葉と、約束の輪っ子のような紐を持つ二つの手が陰刻で彫られています。

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

シール(印章)は数が少ないアンティークジュエリーですのでなかなか出会えないのですが、刻まれた文字を判読したりと楽しみが多いアンティークジュエリーの一つです。

またやはり印章が施されたジュエリーにフォブ(シール)もあります。
フォブとは懐中時計の鎖に着ける装飾品です。

フォブ(fob):懐中時計の鎖につける装飾品
シール(seal):印章
シグネットリング(Signet ring):その歴史は古代まで遡る、指輪の形になったシール。

イギリスでは特にジョージアンの時代に、高価な懐中時計にあわせて立派なフォブが製作されました。
この時代の懐中時計ですので、フォブも元々男性のために作られた装身具ですが、元々懐中時計のチェーンを通していた金の輪ににチェーンを通せば、女性用のペンダントトップとして簡単に使うことができます。

フォブは宝石(コーネリアン等)が嵌められていることが多く、そこに紋章などをインタリオで彫ります。

シールは指す対象が広い言葉で、アンティークでも例えば下記のようなデスクシールも含みます。

シトリン アンティークデスクシール

印章のジュエリーで特にリングにはなぜか、何も刻まれていないまま残ったものもあります。
実感として、シグネットリングの数はかなり多いです。
いずれイニシャル等を刻む予定で作られたもの、工房の方であらかじめ作られたものなどが在庫として残ったのではないかと思われます。
いろいろな背景を想像できるのも、シグネットジュエリーの魅力です。 アンティークシグネットリング(フランス製 18カラットゴールド)

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