アンティークアイボリー指輪(象牙の指輪 20世紀初頭)

何とアンティークアイボリーの指輪です アンティークアイボリーだけで作られた指輪です。
アンティークアイボリーで、このような作品は私も初めて目にします。
アイボリー(象牙)を指輪の形に削り出して、作り上げています。
触れたときも滑らかで、クリームを帯びた独特の白色のアイボリーが人目を引きます。
「何の素材で出来ているのですか?」と聞かれそうな指輪ですね。
全体が白色で出来た指輪というのは、現代ジュエリーでもアンティークジュエリーでもまずないですから、意外なほど出番が多く重宝するでしょう。 先鋭的でシャープな指輪デザイン 指輪のデザインも変わっていて面白いです。
縦幅が7ミリと正面から見ると細身ですが、側面部分には幅が取られていることが分かります。
20世紀初頭らしい先鋭的なデザインがかっこいいですし、側面に幅を持たせることで強度を増す目的もあったと思われます。
デザイン的にはシャープな指輪ですが、触れると滑らかで、指輪の形に削り出した後に丁寧に磨き上げて仕上げられていることが分かります。
全体が象牙で出来ていますから軽く、着けていることを忘れるほどです。
指輪サイズは10.5号ですが、ゴールドの指輪より滑りにくいので、少し大きめでも回りにくいです。
全体が象牙で出来ていますのでサイズ直しは不可です。

  • 高さ:7mm 
    重量:2.2g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークアイボリー指輪(象牙の指輪 20世紀初頭)

世界にひとつだけの一点もの

  • アールデコ期にかけて好まれたボンブリングのデザインにも似ています
  • 白系のリングはなかなかないですから、プチプライスでインパクトある指輪です
  • 内側には経年による色の退色が見られますが滑らかで着け心地も良いです
  • 指輪の形に削り出して形を整えています
  • 独特の光沢と優しい色合い、滑らかさ。程よくフェミニンなリングでもあります
  • アンティークアイボリー指輪(象牙の指輪 20世紀初頭)
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アンティークアイボリー指輪(象牙の指輪 20世紀初頭)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

象牙(ぞうげ アイボリー)カーブドアイボリーのアンティークジュエリー

象牙(ぞうげ)とはゾウの長大に発達した切歯のことです。
硬すぎず柔らかすぎず、古くからジュエリーや工芸品に愛用されてきた素材です。
西洋では無色のジュエリーが流行したこともあり、素晴らしいジュエリーの数々が作られました。

下記はイギリス、ヴィクトリア・アルバート美術館貯蔵。
カーブドアイボリーで描かれた風景のフレームが、18世紀のゴールド指輪のベゼルにセットされています。
カーブドアイボリー
c Victoria and Albert Museum

象牙(アイボリー)は当時、インド、スリランカ、アフリカからヨーロッパに輸入されました。
先にご紹介したのはイギリスの作品ですが、カーブドアイボリー(象牙の彫刻)は特に大陸ヨーロッパで発展しました。
特に有名なのが南ドイツです。
エアバッハ (Erbach)の街には1781年に、カーブドアイボリーのための学校と工房が作られています。
それ以外ではスイスとフランスがアイボリーのジュエリーの製作の中心でした。

下記は当店で販売済みのカーブドアイボリーのネックレス(フランス製)。

アンティーク象牙ネックレス(ソートワール、アールデコ)

象牙はジュエリー以外も古くから、多くの装飾品に用いられています。
下記はとても古い時代、18世紀の扇ですが骨組に象牙が使われています。

ルイ16世時代扇(18世紀アンティーク扇、象牙)

下記は数年前にササビーズロンドンの出展された象牙を用いた時計。
ベルエポック時代に活躍したリュシアン・ファリーズ(Lucien Falize)の作品です。
リュシアンファリーズ
c 2016 Sotheby’s
1989年よりゾウの保護のために象牙の販売は、ワシントン条約によって制限されています。
しかし制限の対象になっているのはこれから作られるアイボリーであり、アンティークジュエリーのように過去に作られた象牙の加工製品は禁止対象ではありません。

しかしフランスでは実際に売買をするためには証明書を提出することが義務付けられており、それが非常に大変で更に費用もかかる作業だそうです。
象牙のアンティークジュエリーはもちろん貴重品ですが、それでもダイヤモンドなどに比べてそこまで1点ずつが高価なわけではないですから、業者としては割に合わない作業です。
それで一時的に(2016年現在)行き場のなくしたアンティークの象牙のアンティークジュエリーが出てきていて、比較的リーズナブルに数点のアイボリーのアンティークネックレスを仕入れることができました。
下記は何と152センチもある象牙のロングチェーンネックレスです。

アンティーク象牙ロングネックレス(ソートワール)

下記は珍しいアイボリーの指輪。

アンティークアイボリー指輪

しかしながらこれから象牙を用いたジュエリーは作ることができません。
アンティークの良質な象牙のジュエリーも少なくなってきています。
以上を踏まえますと長期的には確実にまたあがっていき、これまで以上に更に非常に品薄になるでしょう。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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