ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)

ヴィクトリア時代の終わり頃に作られたブルーサファイヤのトリロジーリング 当店としては珍しい、オーソドックスなイギリスのアンティーク指輪です。
ブルーサファイヤが綺麗なのに加えて、細工が細やかです。
近年、ある程度の大きさ以上のブルーサファイヤのアンティークリングで、ちょっと良いなと思うと数年前よりずっと高価になっていることが多いのですが、懇意のディーラーさんから、「昔価格」で譲っていただきました。
「sheffield(シェフィールド)」の刻印と、18金ゴールドの刻印まで綺麗に残っています。
年号の刻印のみ半分以上潰れてしまっていて正確な年度を読み取ることができませんが、指輪のスタイル的に、ヴィクトリア時代の終わり頃に作られた作品と推定できます。
3つの色石の間に、ダイヤモンドを挟んだ、この時代の典型的な指輪デザインです。
オーバルのブルーサファイヤは明るい青色で、澄みきっています。
サファイヤとサファイヤの間に、オールドブリリアンカッのダイヤモンドが2石ずつ入っています。
ダイヤモンドはベゼル深くに埋め込まれるようにセットされ、ブルーサファイヤは細やかな爪で7箇所ずつ綺麗にセットされています。 手作業ならではの美しい透かし この指輪の魅力は、宝石の下の透かし部分です。
透かし部分は、糸鋸でくりぬいて作りこまれています。
台座全体が手作業で作りこまれています。
ショルダーもスリットが入った洗練された仕上がり。
ヴィクトリア時代も後期になりますとジュエリーそのものも軽やかになり、洗練されていきます。
地金にイエローゴールドのみが用いられいて、明るく光り輝くリング。
オーソドックスなデザインながら、細部までしっかり作りこまれています。
18金ゴールド。
指輪サイズは14号(有料でサイズ直し可)。

  • 高さ:5mm 
    重量:2.5g
  • 販売価格:売り切れました。

ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)

世界にひとつだけの一点もの

  • 綺麗な色のブルーサファイヤ、中心のサファイヤが4.5ミリx5ミリ
  • 横長に広がりショルダー部分で絞りが入り、きゅっと締まっています
  • サファイヤもダイヤモンドも台座にかなり深くセットされています
  • 一つずつ手作業で入れられたゴールドの爪
  • sheffiled、18金と読めますが、最後の年数を表す刻印が潰れています
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)
  • ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)

上の写真をクリックするとブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)の大きな写真が切り替わります。

ブルーサファイヤアンティークリング(シェフィールド イギリス ヴィクトリア後期)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

ブルーサファイヤ(サファイア)のアンティークジュエリー

アンティークジュエリーの貴石の中で、もっとも高い価値がありもっとも人気があるの宝石の一つがブルーサファイヤです。
9月の誕生石であるサファイアは、ルビーと同じくコランダム系の鉱物の変種です。
赤いコランダム(鉱物名)をルビーと呼び、その他はすべての色名を冠してサファイアと呼んでいます(宝石名)。
色によってピンクサファイア、ブラックサファイア、ブルーサファイアなどと呼びます。
鉱物名がコランダム、宝石名がサファイアになります。
サファイヤと言う人もサファイアと言う人も両方いて、両方正しいです。

アンティークジュエリーで使われているコランダム(サファイア)には、まず何といってもブルーサファイアとルビー。
そしてピンクサファイア、ブラウンサファイアなど中間色のサファイアも時々、見つけることがあります。
良いサファイヤのポイントをいくつか挙げると。
1)何より、透明感があること。
2)色は、深く澄んだ青色やわずかに紫色味を帯びた中明度の青色がもっとも良い。
3)深み
濃い青色ほどよいものとされています。
ちなみに現在産出されるブルーサファイヤのほとんどは、日常的に超高温での加熱が行われているので本来の色合いを示すものは少ないです。
ちなみにこの超高温での加熱(1500度ぐらい)によるサファイヤの色の調整が始まったのは1960年頃からであると言われています。
現代ブルーサファイヤに行われている人工的なトリートメントとしては、超高温での熱加工、加熱だけでは変わらないサファイヤに外部からの拡散加熱処理を施すという技術があります。

ところでブルーサファイヤと言いますと、時々産地についてお客様からお問い合わせを頂きます。
アンティークジュエリーで使われているブルーサファイヤはそれが後年取り替えられたと言った事情がなければセイロンかカシミール(しかしカシミールは実際ほとんど見ないです)、あるいはビルマ産サファイヤです。
深みのある美しいロイヤルブルーカラーの良質なセイロンサファイアは、サファイアの最高峰である「カシミール産のブルーサファイア」に引けをとらない美しさ。
しかしカシミールサファイヤはもちろんセイロンサファイヤもとても数は少なく、多くのアンティークジュエリーで使われている特に19世紀までのブルーサファイヤの多くがビルマ産です。
そしてビルマ産ルビーも非常に美しいです。
下記は19世紀後期のビルマ産ブルーサファイヤのブローチです。

19世紀ビルマ産サファイヤ

ちなみに現代ではタイ産のブルーサファイアが多く出回っていますが、アンティークジュエリーにおいてタイ産のサファイヤが使われることはないです。
良質で天然無加工の美しいブルーサファイアを入手したいのなら、アンティークジュエリーの中で、お探しになることをお薦めいたします。

フランスアンティークジュエリーにおいてブルーサファイヤと言えばナポレオンの妻、ジョゼフィーヌが有名です。
ナポレオンがドイツ征服に成功したとき、ジョセフィーヌのために手に入れたものに「カール大帝の守護石のサファイア」があります。
(寺院側は敬意を称して見せるだけのつもりだったのですが、ジョゼフィーヌが所望してしまい、やむをえなく寺院側は渡したという話です)。
ジョゼフィーヌはこの宝石の歴史的価値を知らず、単純に宝石好きの夫がさぞ喜ぶだろうと考えてサファイアを所望したということですが、実は「持つ者を必ず皇帝にする」と信じられていた素晴らしい秘宝でした。
カール大帝の父、ピピンがイタリア半島をローマ教皇領として法王に謙譲した時法王からお礼にもらったという歴史的にも超一級の由緒あるものでした。
そんな素晴らしい秘宝をナポレオンは簡単に妻のジョゼフィーヌに渡すのですが、それには理由があったと言われています。
妻の浮気をおさめるためです。
ジョゼフィーヌは大変な浮気性で、サファイアは古来より浮気を封じ込めると信じられていたのです。
そのせいか、ジョゼフィーヌのジュエリーには非常に豪華なブルーサファイヤのジュエリーをいくつも所有していました。
下記は、1806年にHenri Francois Riesenerが描いたジョゼフィーヌの自画像。
胸元にブルーサファイヤとダイヤモンドのネックレスが煌きます。

ジョゼフィーヌのサファイヤ
ジョゼフィーヌのサファイヤ2

また日本では婚約指輪と言うとダイヤモンドの印象がとても強いですが、ヨーロッパやアメリカではダイヤモンドに次いでブルーサファイヤを婚約指輪にする人も多いです。
最近ではイギリス、ウィリアム王子がケイト皇太子妃に贈ったのがやはりブルーサファイヤの指輪でした。
元々はウィリアム王子の亡き母、ダイアナ元皇太子妃のご婚約指輪だったサファイアのご婚約指輪です。
アンティークというほどは古くははありませんが、真新しいブランドの指輪などを贈るのではなく、一家の伝統が刻まれた指輪を受け継いでいくというのはやはりイギリス皇室らしい選択ですね。
ヨーロッパでは、結婚する際に花嫁がブルーの物を身に付けていくと幸せになれるという言い伝えもあるそうです。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

1回のご注文・配送地1ヶ所につき、送料を740円(税込み/全国一律)を申し受けます。
ただし、1回のご注文金額が21,600円以上(税抜20,000円)の場合には送料を無料とさせていただきます。

お名前(必須)
ご住所
お電話番号
メール(必須)

hotmailなどのフリーメールは、メールが届かない事例が増えています。できる限りプロバイダーのメールなどをご使用ください。
お問い合わせ内容(必須)

×