アンティークガーネットリング(オレンジ赤、ダイヤモンド、絞り)

オレンジを帯びたワインレッド、言葉で表現できない絶妙な赤 19世紀後期のフランス製。
とても美しい大粒の艶やかなガーネットのリングです。
アンティークのガーネットには実に多様な色がありますが、この指輪のガーネットの色は中でも見かけることがない絶妙な色です。
ややオレンジを帯びた明るい赤色と言うべきでしょうか。
光が当たらない自然光では、明るめのワインレッドのようにも見えます。
基本は赤色なのに、わずかにオレンジの色調が入っているところがポイントです。
7ミリx8ミリと大粒で、表は大きめにファセットを取り、裏にキューレットを伸ばした美しいシルエットも魅力的です。
絞りが効いた優美な指輪シルエット 指輪のデザインも優美で洗練されています。
ガーネットの横には左右2石ずつ美しいダイヤモンドがセットされていますが、この部分が中心に向かって細く作られているところが特徴的です。
まるでガーネットをダイヤモンドのリボンでキュッと絞ったような、エレガントなデザイン。
ガーネットの爪が赤石にあわせたちょっとローズ帯びたゴールドで、ダイヤモンドの台座がホワイトゴールドとゴールドの色を切り替えていることで、尚更美しいラインが引き立ちます。
このような色やラインの類稀な切り替え方に、やはり当時のフランスの類稀なセンスと技術を感じます。
こうした細かな計算によって、ペンダントやブローチに比べても面積の小さな指輪に見事な立体感が生まれているのです。
地金は18金ゴールド。
指輪サイズは14号(有料でサイズ直し可)。

  • 幅:7mm 
    高さ:8mm 
    重量:3g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークガーネットリング(オレンジ赤、ダイヤモンド、絞り)

  • 王道でありながら滅多にない素敵なデザインの指輪です
  • ガーネットは爪だけで留め枠をつくらないことで遠めで見た時も石がくっきり
  • 明るく鮮やかな赤色、薄くオレンジを帯び艶のあるとても美しいガーネット
  • クッキリとしたガーネットの「赤」と左右の「白」の対照的な色の使い方が絶妙です
  • ダイヤモンドのホワイトゴールドの台座縁にはミルグレインが打たれています
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アンティークガーネットリング(オレンジ赤、ダイヤモンド、絞り)

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アンティークエピソード

アンティークガーネットとその種類(アルマンディン、パイロープ、ロードライト等)

ガーネットは、アンティークジュエリーで最も重用されてきた宝石の一つです。
ガーネットには古くから色々な言い伝えがあります。
その中で最も古いのが、「ガーネットはノアの箱舟の灯として使われて、暗闇を照らした」という伝説。
ガーネットの深く赤い石は、古代から疫病に強い効力があると信じられてきました。
古代エジプト人及びローマ人は血液関係の病気の治療にガーネットを使ったそうです。
中世ヨーロッパではガーネットを持つと友情に恵まれ、権力の座につくとされ、支配者層に好まれました。

ガーネットには暗闇でも見通せる、ガーネットを身につけることで洞察力が増すと信じられてきたのです。
ガーネットがジュエリーの表舞台に出はじめたのは18世紀初頭からです。
下記は18世紀のガーネットを用いたフランス、ヴァンデ地方の指輪です。

アンティークガーネットの指輪(18世紀地方ジュエリー、ヴァンデ地方)

アンティークジュエリーにおいて、ガーネットほど様々なジュエリーに用いられてきた色石はありません。
硬度が6.5-7.5と比較的高くカラーバリエーションも豊かなガーネットはある時は指輪、ピアス、ブレスレット、そしてカメオやインタリオなどにもされてきました。
(デマントイドガーネットの硬度がおよそ6.5、ロードライトガーネットの硬度が7.5です)

宝石としては十分な硬度がありながらダイヤモンドやコランダムまでは硬くなく、彫り物も可能ということで、ガーネットは細工もののジュエリーにも重用されました。
下記はガーネットにインタリオが施された指輪です。

アンティークインタりオ指輪(ガーネット、天然真珠、イニシャル)

なぜガーネットと言う一つの宝石で硬度に幅があるのかと言えば、「ガーネット」と言う名称が複数の石のグループの総称で、その中に4つの異なるグループが存在するからです。
その4つとは下記になります。

1)ワインレッドに代表される「アルマンディンガーネット」
現在では、良質なアルマンダインガーネットは滅多に見ることがありません。

アンティークガーネットブレスレット(1900年頃、18Kゴールド)

2)ルビーに似た鮮やかな赤色の「パイロープガーネット」
パイロープとはギリシャ語で「火の目」という意味です。
チェコスロバキア西部(元オーストリア領)にあるボヘミア地方では中世よりこのような火の目のような深紅色のパイロープが採掘されていました。

アンティークガーネットネックレス(パイロープガーネット、ペンダントネックレス、ヴェルメイユ)

3)紫赤ー褐赤色の「ロードライトガーネット」
アンティークジュエリーで見られるガーネットの中で最も多いのがロードライトガーネットです。
ロードライトとは、「バラの花のような」という意味で、この意味の通り、やや紫がかった赤色をもつガーネットです。
バラに近い、紫がかった印象的な赤色のものが高い評価を受けています。
また、透明度も非常に重要視されています。
主な産出国は、タンザニア、マダガスカル、スリランカなどです。
特にスリランカ産は、バラの花を想わせる良質な石が産出されたことで知られています。

アンティークガーネット十字架ペンダント(クロス、ヴェルメイユ、南仏)

4)美しいオレンジ色の「スペサルティンガーネット」
この種のガーネットはアンティークジュエリーではほとんど見ることがありません。

現在では色の調整が行われていますから(アンティークガーネットで見られたような良質のガーネットが現在では枯渇しているため)、これほどカラーバリエーションがあるのはやはり昔の天然無加工だからです。

18世紀には特にピンク色のガーネットが、19世紀には明るい赤色の華やかなガーネットがもてはやされました。

シックな色調が魅力的なピンク色のアンティークガーネットは、その大部分が18世紀のヨーロッパで採られました。
この時代であってもピンク色のガーネットはとても産出量が少なく、小さくカットされて大切に使われました。
柔らかいピンクの色は、当時の照明のろうそくの下で、ダイヤモンドの煌めきと同じような光り方をするものが好まれたそうです。

下記はジュエリー自体は19世紀初頭に作られていますが、その色調から判断してピンク色を帯びたガーネットそのものは、もっと古い時代のものと推定できます。

19世紀十字架クロスペンダント(ピンク紫ガーネット)

赤色の他のアンティークガーネットとしては、緑色のガーネットが有名です。
グリーンガーネットは、聖書にも記載のある最も古い宝石の一つです。
「燃える石炭」とも呼ばれ聖書の中ではノアの箱舟の道しるべの明かりとして使われたグリーンガーネット。
強力な守護の力を持つと信じられ、魔除けとして使われたり、医薬的効能を持っていると信じられてきました。

グリーンガーネットには主に2種類あります。
翡翠と良く似た「グロッシュラーガーネット」と、ガーネットコレクターの垂涎の「デマンドガーネット」です。
下記は真ん中の緑石がデマンドガーネットです。

カンティーユ金細工ペンダント デマントイドガーネット(ダイヤモンド、デマントイドガーネット)

下記はグリーングロッシュラーガーネットの指輪です。

グリーングロッシュラーアンティークガーネット指輪(ダイヤモンド、クロスオーバーリング)

ヨーロッパのガーネットの産地というと、ボヘミア(現在のチェコ共和国あたり)のイメージが強いと思いますが、フランスでもガーネットは産出されました。
中でも「ペルピニャンのガーネット」はその質の高さで有名で、色調の明るい赤色がその特徴です。

ペルピニャンガーネットのアンティークブローチ(バーブローチ、クローズド、1840年頃)

ペルピニャンは、ピレネー山脈ぞいの、フランス南西部の地中海沿岸の町です。
「ペルピニャンガーネット」については、より詳しく記したエピソードがございますのでご参照ください。

ペルピニャンガーネットとフランス南西部のアンティークジュエリー

現在市場に出回っているガーネットのほとんどはフランス産でもボヘミアのものでもなく、タイ産がほとんどです。

ヨーロッパには、そんなガーネットを記念日に贈る習慣もあります。
まず結婚18周年。
ガーネットの宝石言葉は「貞操」。
そこから変わらぬ愛を届けるという意味で、この習慣が生まれたのでしょう。
そして初めての記念日。
またヨーロッパでは、最初に子供に与える宝石としてガーネットが贈られることが昔から多いです。
これはガーネットの持つ勤勉な力、人生に忠実であってほしいという両親の願いからでしょう。

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