人気のマーキーズ、ブルーサファイア指輪
この縦長の指輪のデザインは、ヨーロッパの特徴的な指輪デザインのひとつである「マーキーズ」と呼ばれる形の指輪です。
ゴージャスな石以上にその凝った細工とデザインが秀逸です。
マーキーズタイプの指輪は、お探しになっている方は多いですが洗練されたものは少なく、お薦めです。
中心のダイヤはオールドヨーロピアンカットで、0.1カラットほど。
キューレット部分を深く埋め込んだダイヤの留め方は、必要以上にダイヤを大きく見せる必要などなかった昔ながらの奥ゆかしさを感じさせます。
総計でダイヤを0.15カラット、ブルーサファイアを総計0.3カラット配したとても贅沢な指輪です。
大きなダイヤを取り囲む4つの小さなダイヤモンドはローズカットされています。
プラチナを使用したアールデコ期らしいカリブレカットのブルーサファイア指輪
この指輪は地金は18金ですが、台座部分には当時流行しはじめていたプラチナが使用されています。
プラチナによって可能になった極小の爪によって石がさらに引き立ち、19世紀ジュエリーにはないクールでスリリングな表情を見せてくれます。
指輪サイズは15.5号(サイズ直しは有料で可能)
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マーキーズリングとは、先のとがった楕円形のデザインの指輪のことです。
マーキーズ(marquise)とはフランス語で「侯爵婦夫人」と言う意味になります。
マーキーズリングの語源は、「マーキーズ・ド・ポンパドール(ポンパドール侯爵夫人)」が好んだ形であったとことに由来します。
18世紀から存在した指輪スタイルで、かのマリーアントワネットがこよなく愛した指輪デザインでもあります。
縦長のデザインは、着けてみるとしっとりとなじみが良く指を長く美しく見せてくれます。
小さなダイヤモンドだけでひし形の表面を埋め尽くすような形のマーキーズリングや、色石とダイヤモンドを組み合わせたマーキーズが存在します。
縦長で指輪を細く美しく魅せてくれるという一面もあります。
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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。