テーブルカットダイヤモンド アンティークピアス(南仏アルル)

希少な南仏のアンティークジュエリー ビジュードプロヴァンス フランスの地方アンティークジュエリーは、日本では当店以外では滅多に見ないと思います。
地方ジュエリー専門の知識も必要ですし、何せ数が少ないです。
南仏で作られたアンティークジュエリーを「ビジュードプロバンス」と呼びますが、中でもその主要都市の一つであったアルルでは、一目でアルルと分かる特徴あるジュエリーが作られました。
その特徴は3つほどあります。
まずその大半がダイヤモンドのジュエリーで、その多くはかつてこの地にダイヤモンドの鉱山があったためにアルル産のダイヤモンドを用いているということ。
昔のダイヤモンドですのでそれなりの内包物はありますが、透明感と円やかな艶があるのがこの地のアルルのダイヤモンドの特徴です。
2つ目にゴールドの色。
他の大半のアンティークジュエリーで、ダイヤモンドはホワイトの地金に合わせるのが普通ですが(古くは銀)アルルのジュエリーはほぼ例外なく古い時代からイエローゴールドを主体にしたジュエリーが多いです。
そしてこのピアスもそうですが、そのイエローゴールドの色が他のフランスの地域の18カットの典型的な色ではなく、もう少し純金に近い明るいゴールドの色をしていることが(全てではないにせよ)多いです。
20ctゴールドの色に近いです。
工房の方にも実際のカラットとしてもやはり18カラットよりありそうですね、と今回も指摘を受けました。
次にデザイン。
このピアスのような二重に描かれた花びらは、アルルのジュエリーでは指輪でもピアスでもよく見られるモチーフです。 大粒のテーブルカットダイヤモンド また特筆すべきなのはダイヤモンドのカッティングです。
基本的には17-18世紀のジュエリーに見られるテーブルカットのダイヤモンドが用いられています。
ピアス自体はもう少し後年の19世紀前半に製作されたものですがダイヤモンド自体はもっと前の時代のものが用いられています。
エピソード欄にも記載しましたが、テーブルカットの古い時代のダイヤモンドは大変貴重で、その点でも素晴らしいジュエリーです。
そしてこのピアスのテーブルカットダイヤモンドは相当大きいです。
4.5ミリx5ミリ強ありますが、このサイズもダイヤモンドが出ているところだけ計測した長さです。
台座に石が深く埋め込まれていてその中までダイヤモンドが入り込んでいますので、実際はもっと大きなダイヤモンドです。
ピアス自体にも大きさがあり華やぎがあり、大人の女性のための上品なピアスです。
お花のピアスと言いますと「(ある程度の年齢なので)可愛すぎませんか?」と日本女性の皆様によくご質問を頂きますが、とんでもございません。
ある程度大きさもあるラグジュアリーなお花をモチーフにしたピアスは、おばあちゃまになった時も着け映えしますし、むしろ大人の女性向けの作品だと思います。
19世紀前半のフランス製。
18カラットゴールドの刻印はありますが、フランスに18金以上の刻印は存在せず、実際のカラットとしてはもう少し高そうです。

  • 幅:16mm 
    高さ:22mm 
    重量:4.7g
  • 販売価格:売り切れました。

テーブルカットダイヤモンド アンティークピアス(南仏アルル)

世界にひとつだけの一点もの

  • ピアスの横幅が1.6センチ。ピアスそのものもしっかりとした大きさがあります
  • 大きさはありながら透かしが軽やかで見栄えのするピアスです
  • 銀の台座に深く埋め込まれたスクエアのテーブルカットダイヤモンド、大粒です
  • 透かしは手作業で太さは一様ではありません。金を削りだして作業してます
  • フランス18金の刻印あり
  • テーブルカットダイヤモンド アンティークピアス(南仏アルル)
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テーブルカットダイヤモンド アンティークピアス(南仏アルル)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークダイヤモンドのカッティング(テーブルカット)

ダイヤモンドは紀元前6世紀から宝飾品として用いられていたのではないかと言われています。
しかし現存している最古のダイヤモンドは古代ローマの時代のものです。
この頃はダイヤモンドと言っても、この世で最も硬い物質であるダイヤモンドをカットする技術はありませんでした。
ですので古代のダイヤモンドは原石のままで、八面体の結晶の形のまま使われています。
カッティングによって八面体になったのではなく、ほとんど原石の形のままセットされたのですが、こうした八面体のダイヤモンドは「ポイントカット」と呼ばれるようになります。

ダイヤモンドのカッティングが最初に生まれるのは、13世紀のことです。
ここで最もシンプルなファセットカットが生み出されます。
これが「テーブルカット」と呼ばれています。
テーブルカットはポイントカットのてっぺんと底をカットして、ダイヤモンドのダストでダイヤモンドを磨いたものです。
このテーブルカットは、中東ないしヴェネチアで考案されたものと考えられています。

下記は当店で販売済みの18世紀のテーブルカットダイヤモンドリング。

18世紀 テーブルカットダイヤモンド指輪

基本的には18世紀までのダイヤモンドにしか見られませんが、19世紀のジュエリーにも時々部分的に見かけることがあります。

これは、当時ダイヤモンドの数は絶対的に少なく、19世紀よりもっと古い年代のダイヤモンド・ジュエリーから外されて石を使っているからなのです。

テーブルカットダイヤモンドは、ダイヤモンドの極みというべき贅沢なカットです。
なぜなら傷やインクルージョンが非常に目立つカットで、当時はそうした内包物を人工的に消すことはしていませんでしたから、きわめて上質なダイヤモンドに限ってしかできないものだからです。
またファセットが少ない分、ブリリアンカットそしてローズカットと比べても、ダイヤ特有のファイヤーが出にくいです。
それでも尚、ジュエリーとしてテーブルカットにできるダイヤモンドとは最高級のものでなければならなかったのです。
またこの時代は、19世紀と比べてもダイヤモンドが想像も出来ないぐらい希少で貴重なものでした。
テーブルカットのダイヤモンドを手に入れることが出来た人と言うのは、当時の相当な権力者であることは間違いありません。
テーブルカットダイヤモンドは一見地味に見えますが、光を受けたり身に着けて動いた時に強い輝きを放ちます。
オリジナルのテーブルカットのアンティークダイヤモンドは数が極めて少ないので出てくること自体、奇跡的と言えます。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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