シードパールのアンティークピアス(ドルムーズ、芥子真珠)

19世紀末、ベルエポック時代のフランスで作られた繊細なシードパールのピアス。
「ドルムーズ」という耳たぶの後ろから針を通して、前側で挟み込んで留めるタイプのアンティークのピアスです。
地金はすべて18Kでできており、パールでお花を表現。
シードパールが、ピアスにぱっと花が開いたような華やかさを与えています。
シードパールは片方のピアスがオフホワイトのものが中心、もう片方のピアスがグレーがかったものが中心。
ばらばらで均一的でないところが、アンティークらしいです。
横から見るとよく分かりますが、とても立体的なつくりをしています。
どの角度から見てもキレイに見えるのも嬉しいポイントです。
フランスの金の刻印あり。

  • 重量:1.9g
  • 販売価格:売り切れました。

シードパールのアンティークピアス(ドルムーズ、芥子真珠)

世界にひとつだけの一点もの

  • 真ん中の大きいパール以外は、ゴールドに埋め込まれています
  • シードパールのジュエリーは、嫌味がないのに華やかですね
  • 後ろもキレイな状態で、バネもメンテを入れているので完璧な状態です
  • 真ん中の爪止めされたパールが贅沢ですね
  • シードパールのアンティークピアス(ドルムーズ、芥子真珠)
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シードパールのアンティークピアス(ドルムーズ、芥子真珠)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークピアスの留め具「ドルムーズピアス(スリーパーズ)、スタッドピアス」他

アンティークピアスをその留め具の種類から分別すると、大きく5種類に分かれます。

1)ドルムーズ(英語では「スリーパーズ」)。
針を耳たぶの後ろから前にとし、耳たぶに固着するタイプのピアスの呼称です。
「眠る=ドルミール」という意味のフランス語から派生しています。
かつて赤ちゃんを抱く必要のある乳母が着けたといいます。
慣れるまで少し装着が難しいと感じる人が多いようですが、一度着けてしまえば邪魔にならず眠ってしまっても痛くならない重宝なピアスです。
アンティークらしい愛らしい(小ぶりなことが多いです)シルエットやデザインも魅力的で、まさにアンティークピアスならではの愛らしいピアスです。
下記は当店で販売済みの「ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)」

ペルピニャンガーネットのアンティークピアス(ドルムーズ、18金ゴールド)

ドルムーズは慣れるまで装着が難しいということで後年、ピアスシステムが作り変えられてしまったものも多いです。
それだけにオリジナルの状態で残っているものは、貴重です。
装着がスムーズに行かないケースですが、ドルムーズは針を下に押して開閉するのですが、その部分が硬いという理由が多いです。
長い年月の間で以前に使われた人の癖などが出て、開けにくくなったものが多いようです。
当店では販売前に提携工房で、こうした部分の調整を行ってからお出ししています。
もちろん針の調整ですのでオリジナリティを損ねるものではありません。
このドルムーズの針の調整は非常に高度でデリケート、現代の職人さんで直せる人はごく僅かです。
当店提携の職人さんはいつも神業のように上手に調整してくれますのでご安心ください。

2)現代のピアスと同じよう、前に針を通して後ろで金具を留めるタイプのピアス。
下記のようなアンティークピアスでも比較的よく見るタイプのピアスです。

ダイヤモンドアンティークピアス(花、クラスターピアス、金細工)

3)フープ状になった針を前から後ろへ突き刺して、そのまま突き刺しただけのピアス。
下記のようなピアスです。

アンティークダイヤモンドピアス(イエローゴールド、ナイフエッジ)

4)スタッドピアス。
スクリュー式のピアスのことで、アンティークピアスでは留め具の左右のギザギザを、左右同時に押すことで開閉するタイプのものが多いです。
この留め具はアメリカのある会社が特許を持っていたそうです。
確かにアンティークのスタッドピアスにはフランス製のもので、ほとんど全てのケースでいつも同じアメリカの会社の刻印が留め具部分に入っています。

アンティークスタッドピアス ペアシェイプダイヤモンド 1930年代

5)クレオールピアス(フープピアス)
フランスでは、特にマルチニックやレユニオン諸島で生まれた白人のことを「クレオール」と言いました。
例えばナポレオン一世の妻であった、ジョゼフィーヌ皇后などは、マルチニックで生まれたクレオールです。
ジュエリー用語で「クレオール」と言うと単純にこのようなピアスモデルを指します。 クレオール人が身につけていたようなリング状のイヤリング・ピアスのことを指します。

アンティーククレオールピアス(金細工、18カラットイエローゴールド)

どの作りのアンティークピアスが良いかはお好みによりますが、ドルムーズタイプのピアスは慣れるまで着けにくいですが、装着していて取れにくいと言う利点があります。
またいかにもアンティークと言った愛らしいデザインも魅力的です。

着けやすさでいったら2)と3)に軍配があがります。
2)のタイプのピアスは一番現代のピアスと構造が似ているので、好まれる方が多いです。
3)のタイプのピアスは針が太すぎたり、ピアスのモチーフ部分の角度を調整したい時などに一番調整が楽に出来るタイプのピアスです。
例えばドルムーズタイプのピアスがどうしても着けにくいといった場合にも、3)のタイプのピアスへの作り変えは比較的容易であることが多いです。

ただし当店ではあらかじめお客様からの要望がない限り、あるいはおことわりなくピアスを加工して販売するといったことはないです。
業界でよく行われているのが、2つで1組のアンティークピアスを2つのペンダントに加工して、「元々ペンダントでした」と販売をしてしまうというもの。
私はアンティークピアスが大好きということもあり、こうしたことを見ると本当に残念でなりません。
ピアスは2つで1組と言うこともあり、実は仕入れ価格がかなり高めになってしまうことが多く、その割りに指輪などに比べて高額はつけにくいといった背景もあります。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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