アンティークハンドメイドゴールドチェーン(オリーブ模様 1890年頃)

オリーブがモチーフになった珍しい模様のゴールドチェーン 前回の仕入れで良質なチェーンを数本仕入れることができましたが、その内の一本がこちらのチェーンになります。
何とオリーブの葉がモチーフになったチェーン。
ご存知の通り、フランスではオリーブは特に南仏でとても身近な植物です。
このようなオリーブ模様を描いたチェーンの編み方は「maille olive(オリーブ編み)」と呼ばれますが、アンティークチェーンの中でもとても珍しく、シェルシュミディでも入手するのは初めてです。
その作りは幅の狭い長方形パーツの内側に、楕円形のパーツを横から差込み、その2つの接触箇所をそれぞれ溶接することで作られています。
正面から見ると、長方形パーツの縦長のラインが効いていて、かっこいいです。
通常のチェーンよりまずパーツの数が倍になり、それらを2箇所ずつ溶接して、ようやく1パーツが出来上がるという、大変労力を要する作りです。
通常のハンドメイドチェーンの数倍の時間がかかったことでしょう。
まさにアンティークチェーンならではの醍醐味です。 単品よし、ペンダントを通すことも通し輪によっては可能、重ねづけにも最適 長さは45センチ。
オリーブのモチーフとモチーフの間は、小さめの楕円形のパーツでつながっています。
手にしたときはしっかりとした重みがあり、作りとしてもとてもしっかりした堅牢なチェーンです。
モチーフは平らにフラットに連なっていきますので、単品でネックレスとして着用する他、ペンダントも大きな通し輪のものでしたら、ペンダントを通すチェーンとしてお使いいただくことも可能です。
オリジナリティある編みは着け映えするのと同時に、シンプルで飽きの来ないモチーフでもあります。
他のハンドメイドのアンティークゴールドチェーンと一味異なるので、既にアンティークチェーンを何本かお持ちの方にもお薦めですし、チェーンを何本か重ねて着けるときも良いアクセントになってくれるでしょう。
手作業で作りこまれたモチーフは、手で触れてもどこもが滑らかでとても気持ちの良いチェーン。
ゴールドの色合いも鮮やかに美しく、非の打ち所のない希少なアンティークチェーンです。

  • 幅:450mm 
    重量:5.1g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークハンドメイドゴールドチェーン(オリーブ模様 1890年頃)

世界にひとつだけの一点もの

  • オリーブモチーフのサイズが3ミリx8.5ミリ。表裏のないモチーフ
  • 長さも45センチあり、重量感あり張りもあるので気を使わず着けやすいです
  • オリーブは2つの異なるモチーフを縦横違えて入れ込むことで構成されてます
  • モチーフ同士の間の小さな輪っ子状のパーツのお陰で綺麗にカーブします
  • フランス18カラットの刻印あり
  • アンティークハンドメイドゴールドチェーン(オリーブ模様 1890年頃)
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アンティークハンドメイドゴールドチェーン(オリーブ模様 1890年頃)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークチェーンの魅力

アンティークチェーンと現在のチェーンはまったく別物と言ってよいほど価値が異なります。
アンティークチェーンは基本的にはハンドメイドです。
20世紀に入りますと部分的にマシンメイドされたものなども出てきますが、それでもハンドメイドでの作業が入っています。

オールハンドメイドのチェーンは簡単に言えば、一つ一つのゴールド(あるいは銀やプラチナ)の輪を叩きながら形成し、溶接作業でつなぎ合わせてチェーンを作っています。

下記は当店で販売済み、19世紀前半-半ばまでのゴールドチェーン。
細かなパーツの一つずつがハンドメイドで作られているのが、写真からも伝わってくると思います。
よく見ると微妙にパーツが同一ではないのです。

金細工ゴールドチェーンネックレス(19世紀前半ー半ば)

それに対して現在のチェーンはすべての作業が機械化されています。
機械の先から編みこまれたチェーンが出てきます。
これによって丈夫さも美しさも着け心地も変わってくるのです。
機械による作業では均一的にしか金属が流れませんので、金属独特のしなり等に対応しきれません。
金属は叩くことで強度を出ますから(分子に強度が出るため)、機械化されたチェーンでは力のかかるところでチェーンが切れやすいのは当然と言えます。

一方のハンドメイドのチェーンは接合部分が作りこまれていると丈夫なのはもちろん、自然にチェーンが流れて装着した時も綺麗なラインを描いてくれます。
すべての網目が一様になった現代のチェーンは光があったときも均一的に輝き、特にイエローゴールドのものはギラギラしてしまって上品とは言えませんが、1つ1つのパーツが手作業で仕上げられたアンティークチェーンは、それぞれが完全に均一ではなく、光が当たった時も一様にはギラギラと光らずもっと鈍い輝きになります。
それが品の良い落ち着きをもたらしています。
下記も当店扱いのこちらは19世紀半ば頃のアンティークチェーン。
光の当たり方が一様でないのが分かると思います。

アンティークゴールドチェーン(ハンドメイド 18金ゴールド 古色ゴールド)

当店にご連絡を下さるお客様でアンティークチェーンをお探しの方は非常に多いです。
特に多いのが下記のようなフィリグリー細工のチェーン。

フィリグリー細工アンティークチェーンネックレス(ソートワール、ロングネックレス)

また下記のようなプラチナのアンティークチェーンは製作された期間が非常に短く(1910-1920年代)、その分お探しの方も多いですし非常に見つけずらいアイテムです。

プラチナのアンティークチェーン

また先日、「アンティークチェーンの価格」についてお電話でご質問を受けました。
近年、円安傾向にありますね。
「円安を受けてアンティークチェーンの価格も2-3割上がってしまうのでは?」と言ったご質問でした。
価格に関してはもちろん高騰していますが、チェーンはまず価格というより非常に見つけずらくなってきています。
価格の前にまず出てこないのです!
そして希少になってきているために、為替の問題だけでなくユーロ建てでも非常に値段があがってきてしまっています。
アンティークジュエリー全体にこうした傾向はありますが、アンティークチェーンは特にその傾向が強いです。
もちろん良いものをなるべくリーズナブルに仕入れられるよう頑張りますし幸運に恵まれることもありますが、一般的に状況をお伝えするのであればこのような感じになります。

また「ちょうど良いチェーンの長さの計り方」についてもご質問を頂きました。
HPに○センチと記載がされていても、装着時のイメージが湧きにくく困ってらっしゃる方も多いと思います。
そんな時にお薦めなのが、糸を使った計測方法です。
糸をそのチェーンの長さに切っていただいて、首にぐるりとかけて頂きます。
お手持ちのチェーンをあわせられたいということでしたら、ペンダントも是非その糸にかけてみてください。
ご紹介をするのも申し訳ないほど原始的な方法なのですが、やってみるとやはり視覚的にイメージがつかめます。
ペンダントトップは垂れる部分がありますので、少し短めのほうが綺麗だったりと色々と発見があると思います。
もちろんブレスなどにも応用ができますが、チェーンは特に細いものなので、糸とのイメージの違いが起こりにくく特に有効です。
侮れない方法ですので、ぜひ一度お試しください。

繊細なイメージの強いアンティークチェーンかもしれませんが、実はお手入れも可能です。
特に宝石のついていない、18金のゴールドチェーン(YGでもWG)、また高カラットのプラチナチェーンについては、下記のような洗い方が出来ます。
「食器用の中性洗剤で洗う!」です。
チェーンをぬるま湯につけてから、いわゆる家庭用な中性洗剤で(オーガニック系などは逆にやめておいたほうが良いです)、指のはらで丁寧に該当箇所を軽くこすります。
それからまたぬるま湯で丁寧に洗い流してください。
それからティッシュや布などでざっくり拭いて、ドライヤーなどでよく乾かしてください。
繊細な作りなのにそんなことをして大丈夫?と思われるかもしれませんが、18金ですので大丈夫です。
ポイントは丁寧にゆっくり洗うことと、よく乾かすことです。
また上記は非常に負担の少ない洗い方で、市販のジュエリークリーナーよりも負担は少ないです。
工房の方いわく、日常の中でつく汚れは主に皮脂の汚れ(油汚れ)であることが多いので、上記の方法は有効だそうです。
それでももちろん必要最低限にしてくださいね。

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