アンティークハートシェイプペンダント(クラスター ガーネット 天然真珠)

甘すぎない都会的なハートのアンティークジュエリー このような丸すぎない、洗練されたハートシェイプのペンダントはフランス、ベルエポック時代のジュエリーで見ることが多いです。
イギリスヴィクトリア時代のセンチメンタルジュエリーに見られるような大ぶりで全体に丸みを帯びた甘いハートではなく、少し縦長のシェイプアップした都会的なハートシェイプがこの時代のハートジュエリーの特徴です。
ロケットペンダントになったものも多いですが、こちらはペンダントトップ。
金細工も、この時代のフランスらしいレベルの高さです。
狭い面積に施された緻密な金細工が魅力的で、このペンダントも例に漏れず、ハートの外縁にぐるりと緻密な葉模様が彫られています。
ハートの内側には鏨(たがね)で模様がつけられています。
またこの部分のゴールドはつや消しが施されていて、マットな質感です。
横幅わずか1.6センチの小さなハートジュエリーに凝縮されたような愛らしさがあります。
ガーネットと天然真珠でハートの内側に花を描いています 小さな面積の中に、宝石が象嵌されています。
真ん中の赤石はガーネットで、その周りを真珠が囲いクラスター(お花)の形になっています。
可愛らしいけれど甘すぎず、程よく洗練されているので現代のお洋服に合わせても使いやすいです。
注:チェーンはついていませんが、チェーン通しはオリジナルでこの部分がかなり大きいのでお手持ちのチェーンも通していただきやすいと思います。
ロケットペンダントではないので中は開きません。
1900年頃のフランス製。
18金ゴールド。

  • 幅:16mm 
    高さ:21mm 
    重量:2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークハートシェイプペンダント(クラスター ガーネット 天然真珠)

  • これだけ細かな造作ながら、横幅はわずか1.6センチの小さいペンダントです
  • 大きすぎず甘すぎない。他のペンダントと重ねづけやチャームとしても重宝です
  • 艶やかなゴールドの色合いですが、程よくつや消しがされていて上品です
  • 宝石はすべて象嵌と言って埋め込まれて凸状になっていません
  • 赤く囲った箇所二箇所にフランスの18金の刻印が入っています
  • アンティークハートシェイプペンダント(クラスター ガーネット 天然真珠)
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アンティークハートシェイプペンダント(クラスター ガーネット 天然真珠)

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アンティークエピソード

センチメンタルジュエリー 愛を誓うラヴジュエリー(ハートジュエリー REGARDリング)

アンティークジュエリーの中には、個人的な愛情や思い出を表現したセンチメンタルジュエリーと呼ばれるジュエリーが存在します。
センチメンタルジュエリーは大きく分けて「宗教的な信仰を誓うもの」「故人を偲んだモーニングジュエリー(mourning jewelry)」「愛する人との永遠の愛を誓うジュエリー」に分けられます。
ここではラヴジュエリーについて書きますが、モーニングジュエリーについては下記をご参照ください。
センチメンタルジュエリー モーニングジュエリー(mourning jewelry)

センチメンタルジュエリーがヨーロッパで製作されはじめたのは1800年前後からです。
下記は18世紀末のハートモチーフの胸飾り。
後ろの構造から元々衣類に縫い付けられていたものと思われます。

18世紀のハートの胸飾り

ロケットやブレスレットのクラスプに、小さな肖像画を入れたセンチメンタルジュエリーもイギリスで1830年頃に流行します。
目だけ描かれた肖像画をジュエリーにするというのも1780年代から流行します。
ポイントは肖像画に描かれた人を特定するのが難しく、秘密にできるということです。
下記はヴィクトリアアルバート美術館所蔵の「lover's eye」のブローチ。
製作年度は1800-1820年。

モーニングジュエリー
(c)Victoria and Albert Museum, London

フランスでもセンチメンタルジュエリーは作られましたが、数は少ないです。
またイギリスのやや大げさなほど「約束」を前面に出したものではなく、ハートや花などのモチーフ(そのモチーフが持つメッセージ性)を上手に生かしたもの。
手で愛情を表現したものなども好まれました。

センチメンタルジュエリーは、文字が彫られたものもあります。
下記は当店で販売済みのシール(印章)。
「plus loin plus serre(離れれば離れるほど(心は)近くに)」というロマンティックな愛の言葉が彫られています。

アンティーク印章ペンダント(栗鼠、コーネリアン、シール)

またセンチメンタルジュエリーのラヴジュエリーのモチーフの一つとして人気が高かったのが、ハートです。
ハートの起源は古く、中世にまで遡ります。
キリストが「自らのハートを人々への愛の証として見せる」ということから始まります。
心臓は愛と感情が宿る大切な場所ということで、ハートモチーフのジュエリーは愛情や幸福を象徴しています。

下記は当店で販売済みのダブルハートのペンダント。
エナメルで描かれた花はパンジー(pensee)、花言葉は「私を想って」です。

ダブルハートとのエナメルのペンダントネックレス

下記はイギリス、ヴィクトリアアルバート美術館所蔵のハートモチーフのリガード(Regard)ペンダント。
ハートと南京錠で、「あなたが私のハート(心)の鍵を握っている」と言うメッセージを伝えています。
また使用されている宝石は左からルビー(ruby)、エメラルド(emerald)、ガーネット(garnet)、アメジスト(amethyst)、ルビー(ruby)、ダイヤモンド(diamond)でその頭文字をとって「Regard」のメッセージが込められています。

リガードハート
(c)Victoria and Albert Museum, London

下記もイギリス製のダブルハートのペンダントで、ヴィクトリアン後期の製作です。
ダブルハートと鍵がモチーフの何ともロマンチックなモチーフです。

ヴィクトリアン、ダブルハートと鍵のブローチ(19世紀後期/イギリス/ルビー、ダイヤモンド)

ハート以外に、「手」も愛を表すモチーフです。

アンティークセンチメンタルジュエリー(ロングチェーン、手と花綱)

センチメンタルジュエリーと言えば「REGARD」を抜きに語ることはできません。
REGARDのリング

宝石を並べるとそこには「REGARD(敬愛)」のメッセージが浮かびます。
R(ルビー) E (エメラルド) G (ガーネット) A(アメジスト) R(ルビー)D(ダイヤモンド)。
このような宝石の頭文字を取って表現されたジュエリーとしては「REGARD」の他には「DEAREST」などがあります。

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