アンティークトルコ石ネックレス(ダイヤモンド、銀のチェーン)

昔ならではの良質なトルコ石、真珠、ダイヤモンド 19世紀中期(1850年前後)のフランス製。
1.4センチx4.8センチ(モチーフ部分)と縦長の、洗練されたネックレストップです。
草花のモチーフをトルコ石、真珠、ダイヤモンドを使って表現しています。
いずれも厳選された宝石を使っており、昔ながらの人口処理が施されていない自然の色が退色せずに美しい状態で残っています。
特に真珠の美しさは特筆に価します。
雪のような純白で、水色のトルコ石との対比でよりその白い美しさが目を引きます。
他にない個性的な草花のデザイン 草花のデザインが秀逸で、あまり見かけない変わったデザインが魅力的です。
トルコ石で円形のお花を作り、その内側に天然真珠をあしらい、経年変化をして渋みを増した銀の上にローズカットダイヤモンドがセットされています。
トルコ石は後年のカリブレカットのようなカッコいい形のカッティングで、隙間なくお花の形に敷き詰められています。
お花が2つあり、ポイントが2つに分かれているところが変わっています
その間を銀で結んでいますが、この部分も凝っています。
ナイフエッジで表面から見ると線のように細く銀の棒を作り、その上にやはり銀で7つの葉っぱを作っています。
そしてその葉っぱ一枚ずつの中にローズカットダイヤモンドが入れられています。
全体は銀で、お花の裏の部分だけゴールドが使われています。
チェーン(39.5センチ)も銀です。

  • 幅:14mm 
    高さ:48mm 
    重量:5.2g
    商品の状態:良好
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークトルコ石ネックレス(ダイヤモンド、銀のチェーン)

  • 2つのお花とそれを結ぶ2本の銀の棒のシルエットが独創的です
  • 真ん中の2本の銀の棒の間に挟まれた真珠は揺れるように出来てます
  • 2番目のお花の下は銀で花綱のような形を作りられ、ダイヤが埋め込まれてます
  • 雌しべが真珠で雄しべがダイヤモンドとため息が出そうな美しい花です
  • 隙間なくぎっしりと敷き詰められたトルコ石、真珠の照りの良さにも注目です
  • アンティークトルコ石ネックレス(ダイヤモンド、銀のチェーン)
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アンティークエピソード

アンティークトルコ石(ターコイズ)について

トルコ石は古代より愛されて、最も古くから宝飾品に重用されてきた宝石のひとつです。 トルコ石は、古代エジプトではオシリス神とイシス神に捧げられる石でした。
その大空のような水色から、「神聖なる石」とされてきました。
古くから危険や邪悪なエネルギーから持ち主を守ると言われています。
「出世の石」としても有名で、古くから権力者に愛されてきたのも、そうしたトルコ石の力のためだったのかもしれません。
トルコ石には、さまざまな伝説があります。
中でも天然トルコ石には危険が迫ると色が変わり、持ち主に災厄を知らせる力があるといういい伝えは有名です。
色が変わるだけでなく、時には持ち主の身代わりとなって砕け散ることもあったという言い伝えがあります。
邪悪なものや、迫り来る危険から守ってくれるトルコ石は、やがて旅のお守りなどに用いられるようになります。

昔のトルコ石と現在のトルコ石は、別の石と言ってよいほど大きく価値が異なります。
トルコ石は、硬度がダイヤモンドを10(最強)の十段階にて換算して4〜7程。
天然強度が5〜7のトルコ石は全体の生産量の1割から2割ほどしかとれないのです。
もちろん宝石を用いる人がごく一部の人に限られた昔、アンティークジュエリーに使われているトルコ石には、まずこうした超良質のトルコ石が使われています。
しかし現在、流通しているトルコ石は、4以下の物が大半。
硬化剤の入った樹脂を含浸していることがほとんどです。
柔らかすぎる為にそのままの状態では宝石として成り 立たないのです。
現在流通しているトルコ石のほとんどは、液体プラスチックと共に青い塗料を入れて気圧をかけていたり、一度石を粉にして、樹脂、塗料を混ぜて固め直していたりされています。
トルコ石の色艶が違うのは当然で、別の宝石と考えるべきです。

また産地も大きく異なります。
アンティークジュエリーで用いられている昔のトルコ石は主にイラン産です。
トルコ石と呼ばれていますが、トルコで産出されたわけではありません。
イラン産のものがもっとも良質であると言われています。
一度、仕入れの際にアンティークのイラン産トルコ石でとても大粒で球体のトルコ石を数珠のようにつなげたネックレスを見せてもらったことがあるのですが、その美しさには言葉を失いました。
またその高価さにも言葉を失いました(笑)。
そのネックレスに使われていたような直系1センチを超すようなボリュームのアンティーク・イラン産トルコ石は、目が飛び出るほどお値段も高くなるのです。
現在トルコ石はそれほど高価なイメージはないかもしれませんが、良質な昔のイラン産(あるいは中東産)のものはそれだけの高い価値を持つ宝石です。

下記は1950年頃とアンティークと呼ぶほど古い時代のジュエリーではないですが、ルネ・ボワヴァン(Rene Boivin)製作の素晴らしい大粒のトルコ石を用いたネックレスです。
数年前にパリで開催されたクリスティーズのオークションカタログからの抜粋です。
こうした大粒の良質なかつてのトルコ石の値段の高騰はまさに止まることを知りません。

ルネボワヴァン

色は青から緑の色を持つ不透明な鉱物で、強い空色のものがもっとも価値があるといわれています。
水色は大地を潤す水を象徴し、心に健全さを取り戻す力があるのだとか。
もっとも美しい色は、ロビンエッグカラー、「こまどりの卵の殻の色をした空青色とされています。
この空青色の主因は、主成分として含まれるCu(銅)ですが、その他Fe(鉄)の含有や多孔質の程度により、緑がかったものから白がかったものまで色調には多少の個体差が見られます。

アンティークジュエリーにおいて、トルコ石は大小さまざまなサイズのものが指輪、ネックレス、ブレスレット、ピアスあらゆるジュエリーに取り入れられてきました。
特に19世紀のパリュール(ジュエリーのセット)などでは圧巻の作品が見られます。
下記は当店で販売済みのネックレス、指輪、ピアスのセットです。

トルコ石アンティークネックレス

トルコ石アンティークネックレス

真珠とトルコ石のアンティークリング

またモチーフとしてはその可憐な水色を生かして勿忘草(forget me not)に見立てられることが多かった宝石です。
下記は当店で販売済みのわすれな草の指輪です。

アンティークターコイズ指輪(勿忘草forget me not 19世紀初頭)

勿忘草

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