アンティーク薔薇モチーフネックレス(エンパイア様式、18金ゴールド)

数少ないエンパイアスタイルのバラモチーフのネックレス 一見よく見るアールヌーボー期のお花モチーフの18Kネックレスに見えるのですが、これはもっと前、第二帝政期のエンパイアスタイルで作られたゴールドネックレスです。
モチーフは薔薇。
アールヌーボーのころの同じようなネックレスよりはっきりと貴族スタイルでできているのが特徴で、より高貴さが強くでているデザインです。
現在では再現できないため、持っておいて間違いはないアイテムのひとつ バラの彫金が見事です。
これはもちろんハンドメイドで、金細工が発達していた19世紀ならではのネックレスです。
金が現在以上に貴重であったこの時代、少ない金でいかに見栄えがするネックレスを作ろうと、金細工が極限的に発達していました。
このネックレスはそうしたネックレスの中でも程よい重みがあります。
首元につけたときに自然に広がる柔らかな曲線もフランスらしい優れたセンス。
こうした金細工で魅せるゴールドネックレスは、アンティークジュエリーならではのもの。
この細かい造形美は現在のマシンメイドではもちろんのこと、例え手作業で行ったとしても当時のようなレベルにない現在の職人技術では再現不可です。
持っておいて間違いはないアンティークジュエリーアイテムのひとつです。
1850年頃のフランス製。

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  • 幅:480mm 
    重量:9.1g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティーク薔薇モチーフネックレス(エンパイア様式、18金ゴールド)

  • 高貴なロワイヤルスタイル。19世紀後期のものより貴族的で伝統的なデザイン
  • 装着時に首に沿って美しいラインを描くのはデザインのみならず作りがよいから
  • 曲線的なシルエットですが、よく見ると左右対称で、バランスがとりやすいのです
  • 裏面を見ると金の打ち出しが行われてるのが分かります。表に裏に作業してます
  • チェーン長さは48cm。チェーンとモチーフの絶妙な絡み具合が美しさの秘訣
  • アンティーク薔薇モチーフネックレス(エンパイア様式、18金ゴールド)
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アンティークエピソード

花がモチーフのアンティークジュエリー「薔薇」

花を主体にしたジュエリーは1820-30年頃から多く作られ始め(それ以前にも見られますが)、19世紀中ごろにその全盛を迎えます。
お花をモチーフにしたジュエリーが当時なぜそれほどまで流行したかというその理由については純粋にそのデザインが可愛かったこと、お花モチーフのジュエリーは身につけやすいジュエリーでもあったこと、またヨーロッパの王室貴族の間でガーデニングが同時期に流行したためと言われています。
この頃にガーデニングに良く使われた花はパンジー、薔薇、フクシア、キク、ダーリア。
これらはつまるところ、アンティークジュエリーの花のモチーフにしばしばされた花です。

フランスでもこの影響を受け、19世紀後半には多くのお花をモチーフにしたジュエリーが作られます。
特にナポレオンの妻、ユージェニーが特に花をモチーフにしたジュエリーを好みました。
どんなお花がモチーフになったかと言いますと、「薔薇(しあわせな愛)」、そして「忘れな草」。
その他、「エーデルワイス」「ハイビスカス」「プルメリア」「パンジー」「オークの葉と実」「マーガレット(忠実な愛)」「プルメリア」「チューリップ」「ダーリア」「百合(花束で表現されることも多いです)」「すずらん」「アイリス」「デイジー(片思いの愛)」等々。
センチメンタルな忘れな草、フラワーバスケット(花籠)のジュエリーなども比較的よく見られます。
イギリスでは、イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、アイルランドのシャムロック(クローバー)が度々、ジュエリーのモチーフにされてきました。

フランスのアンティークジュエリーで薔薇ほど、ジュエリーのモチーフとして愛された花はないでしょう。
特にアールヌーヴォー期には、薔薇の花びらや蕾を細やかな金細工で装飾した、それは美しいゴールドネックレスが次々に作られました。
アールヌーヴォーの薔薇のネックレスは実に様々な金細工が駆使されました。
彫金を中心に仕上げたもの、レポゼで全体の形を作っているもの、フィリグリーが施されたもの等々。
1種類の金細工だけでなく、一つのネックレスに数種類の金細工が用いられているものも多いです。
そのネックレスが取った金細工手法により、一見同じように見えるネックレスの重量もまったく異なるところも面白いです。
金細工の最盛期であったということもあり、バラの花びらの立体感を生き生きと表現した作品が見られます。
また所々に真珠やダイヤモンドをあしらったネックレスも作られます。
ところでアンティークジュエリーで頻繁にそのモチーフを飾ってきたバラ。
薔薇には実は2種類あるそうです、オールドローズとモダンローズです。
1867年以前の薔薇をオールドローズと呼ぶそうです。
19世紀末の時代に描かれたバラは、オールドローズだったのでしょうか、モダンローズだったのでしょうか。
かの王妃マリー・アントワネットも薔薇の愛好家であったことはあまりに有名な話ですね。
バラは長いフランスの宝飾史の中で、多くのジュエラーにインスピレーションを与えてきた花です。
色々想像するととまりません!

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