アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)

初期の頃の養殖真珠 あまりの美しさに目が離せなくなる真珠たち。
製作されたのは1910年頃ですので(その理由が留め具からも分かる希少な例です)、天然真珠であってもおかしくはないのですが、確認がとれなかったため安全のため養殖真珠として販売させていただきます。
これはさすがに自分用にキープしたいかも・・・と頭をよぎったほど美しい20世紀初頭の真珠のブレスレットです。
20世紀初頭のトップレベルの真珠、日本のほかのお店でしたら「1920年前ですから天然真珠ですよ」と、ほぼ100%天然真珠で販売されることは間違いありません。
1910年頃と言うのは真珠にとって微妙な年代でして、このように真珠を多用するネックレスやブレスレットは良質な初期の頃の養殖真珠で作られたものも多いでのす。
粒がそろっていてある程度大きさのあるこの時代の養殖真珠は、同時代の小ぶりな珠の養殖真珠より高価に取引されることも多いです。
この時代のトップクオリティーの養殖真珠がどれだけ高く評価されているかは、最新のクリスティーズなどのオークションカタログを1-2冊見ればはっきりと分かります。
もちろん後年のものではなく、「この時代の良質な養殖真珠であれば」と言う条件です。
グラデーションになっていて、もっとも大きな真珠が直径6ミリほど。
僅かにクリームを帯びたオフホワイトで石の内側から発する照りの強いこと。
その巻きの強さは上質な真珠だけが持つ独特のものです。
お写真でどこまで伝え切れているか分からないですが、この真珠の美しさは実物をご覧になりましたらどんな方でも間違いなく納得されるでしょう。
オールノット、旧式の留め具、小さめサイズ こうした真珠を連ねたジュエリーの大半はネックレスで、ブレスレットは非常に珍しいです。
真珠のネックレスが相続の際に分割されてブレスレットにされることも多いですが、このブレスレットは留め具の部分が旧式のタイプになっています。
オリジナルでブレスレットとして作られたものでしょう。
留め具部分は18金のホワイトゴールドになっていますが、引き輪の上のぽつんと凸になった部分(ツマミ部分)だけがイエローゴールドにになっているのにお気づきでしょうか?
旧式の留め具に見られるタイプのもので、年月を経て磨耗してきたときにこの部分だけ手を入れればいいようにできているのです。
アンティークのジュエリーはこうしたところまでが、現代のジュエリーと異なるのです。
現代のパーツは便利なようでして長い年月は、持ちません。
アンティークジュエリーのこうした部分まで手がかけられていることが分かるようになりますとその対比で侘しい気持ちまでしてきます。
ホワイトゴールドでこのタイプの留め具が作られた時代はとても短く(それ以前はホワイトの地金と言ったら銀です)、こうした観点からもこの真珠のブレスレットが作られた年代がかなり正確に特定できる希少な事例です。
ブレスレットの糸はオールノットで留められています。
長い年月の間に糸換えされた可能性は高いですが、糸の状態もとても良く安心して使えます。
そしてノットが自然にしなり、一流の職人さんが作業したとはっきり分かります。
このレベルにしてリーズナブルにお出しすることができているのはサイズがかなり小さいからです。
長さが16センチジャストぐらいです。
手首の太さが14.5センチ以下の方でしたら綺麗にお着けいただけます。
日本女性でしたら可能な方もそれなりにいらっしゃいそうですが、西欧の女性では難しいです。
当時の良家の子女のプルミエール・コミュニオン(初聖体拝領)のためにお誂えされたブレスレットだと思います。
良質なアンティーク真珠のブレスレットはめったに出てきませんので、サイズの合う方はぜひご検討ください。
またサイズ直しはできないですが、留め具が引き輪になったタイプのアンティークの真珠のネックレスをすでにお持ちの方でしたら、両側から挟んでネックレスを長くするためにお使いいただくこともできます。
以前フィリグリーのネックレスでそのようなアレンジをされてらっしゃるお客様がいて素敵でした。

▼続きを読む
  • 重量:3.4g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)

  • 左の真珠は少しいびつで天然真珠、天然真珠もいくつか混ざってると思います
  • 短めですと手首でぐるぐるせず上品に収まります、小柄な女性には嬉しいサイズ
  • 弱い光の下でも真珠が映り込む、それだけ艶のある真珠です
  • 言葉を失う、ため息がでる神秘の真珠の美しさ
  • 赤くマークした箇所だけがイエローゴールドになっています
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)
  • アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)

小さな写真をクリックすると大きな写真が切り替わります。

 

アンティーク真珠のブレスレット(1910年頃 18金ゴールド)

売り切れました。
送料無料!

このジュエリーに似た商品をご希望の方は、メールマガジンのご登録をいただくと、サイト掲載前に新入荷商品としてお知らせいたします。
ご登録は、メルマガ登録からどうぞ!

アンティークエピソード

アンティーク=天然真珠は大きな間違い

アンティークジュエリーに詳しい方でしたら「昔は養殖の技術がなかったのだから、アンティークジュエリーで使われている真珠は全て天然真珠ですよ」といったことを聞かれたことがあるでしょう。
これはアンティークジュエリーの業界のセール文句になっているようですが必ずしも正しくはありません。
アンティークジュエリーに使われている真珠の多くが天然真珠です。
しかし全てが天然真珠ではありません。

上記の「アンティーク真珠=全て天然説」はヨーロッパで養殖真珠が本格的に市場に出始めるのは、一般的に1920年代頃からと言われていますからそれに基づいた論拠ということになります。
しかし養殖真珠はそれ以前にヨーロッパに存在し、一説には1880年頃から存在していたと言われています。
実際に1900年頃のヨーロッパのアンティークジュエリーから一部に使われています。
例えば下記をご覧ください。

こちらはフランスの有名なジュエリー専門のオークション会社のカタログからの抜粋です。
クリスティーズを初め世界の著名なオークション会社の競売では真珠に関して天然か養殖か明記します。
この「真珠とダイヤモンドの指輪」は「1900年頃に製作されたと」推定されていますが、ジュエリーの説明文のところに「Perles de culture(養殖真珠)」と言う記載があります。



同じカタログから別の事例をご紹介いたしましょう。
こちらは花綱模様の美しい典型的なベルエポック時代のダイヤモンドと真珠のペンダントです。
こちらは1910年頃の推定と先ほどの作品より僅かに後年になりますが、こちらは「une perle en pampille(天然真珠の房飾り)」と記載があります。
天然真珠になります。



天然真珠の評価がもっとも高かったのは、20世紀の初頭です。
1900-1920年頃は非常に美しい天然真珠のジュエリーが作られた時代であるのと同時に、初期の頃の養殖真珠がジュエリーに使われはじめた時代でもあります。
この時代に天然真珠として最大に近い大きさの最高級の天然真珠を使ったロングネックレスは、現在の貨幣価値に換算して約10億円で取引されたと言う記録が残っています。

養殖真珠が多く市場に出回るようになったのは、1920年頃からです。
1940年代にはもう養殖真珠が凌駕していき戦後は言うに及びませんので、美しい天然真珠が用いられたアンティークジュエリーを探すのであればやはり1930年代頃までというべきでしょう。

「養殖真珠」といっても本当の初期の頃(20世紀初頭)の養殖真珠は真珠層が厚くとても出来がいいです。
例えば下記は、1920年前後に英国で製作された養殖真珠のネックレス。
真珠の粒は0.8センチ程です。

1920年養殖真珠

現代の養殖真珠とは雲泥のレベルの差があり、それはそれで近年では高額に取引をされています。
天然真珠への評価が高まる昨今では、初期の頃の養殖真珠はヨーロッパのオークション等で非常に高価な値段がついてきています。
養殖真珠へのイメージが大きく変わるのではないでしょうか?

アンティークエピソード集のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

お名前(必須)
ご住所
お電話番号
メール(必須)

hotmailなどのフリーメールは、メールが届かない事例が増えています。できる限りプロバイダーのメールなどをご使用ください。
お問い合わせ内容(必須)

×

Antique Jewelry シェルシュミディ[Cherche Midi]

シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

シェルシュミディ情報発信

メールマガジン
新着ジュエリー&セール情報をいち早くお届けします
オーナーブログ
シェルシュミディのオーナーブログ。買い付けの様子など
インスタグラム
新着ジュエリーをいち早く写真でご紹介
facebook
買い付けたジュエリーを現地からリアルタイムでご紹介
アンティークエピソード集
アンティークジュエリーを購入する上で知っておきたい知識
シェルシュミディ 住所:京都府京都市上京区仲之町276番地D4 電話:075-406-5462
© 2018 Cherche Midi, All Rights Reserved.