カットスティールアンティークブレスレット(バングル、18世紀フランス、鉄製)

18世紀の歴史的遺物 これはアンティークとして大変歴史的価値のあるジュエリーです。
なんと18世紀のカットスティール(鉄)のブレスレット。
フランスの鉄のジュエリーの大半(といっても数はものすごく少ないです)は18世紀に作られているのですが、中でもブレスやネックレスはとても少ないです。
当店でも鉄のブレスを見つけたのは初めてです、そしておそらく最後。
250年以上の時を経た、経年の迫力を感じさせる逸品。
26グラムほどと重量感があり、デコラティブなモチーフは当時の良家(王室か超一流の貴族の)紋章のようです。
全周にはりめぐされたカットスティール また特筆すべきなのは、ブレスの全体をカットスティールが囲っていることです。
多くの鉄のジュエリーでは、一部だけに鉄を使用していることが多く、このように全面にカットスティールを張り巡らしているのは極めて稀です。
当時であってもより、非常に大変な作業です。
バックプレート部分も鉄。
時代を感じさせる重厚感がありながらも、デザイン的にはシンプルで現在のお洋服にもかっこいい渋さがでます。
バングルの内径は17.5センチほど。
サイズ直しは不可。
留め具のバネも良い状態で、開閉もスムーズ。
安心して使えます。

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  • 高さ:27mm 
    重量:26g
  • 販売価格:売り切れました。

カットスティールアンティークブレスレット(バングル、18世紀フランス、鉄製)

  • 中央のモチーフは4.6センチx2.7センチ。でベースの鉄の上に付けられています
  • 鉄は光を浴びて角度によってこのように光ります。秀逸なカット技術の賜物
  • 内側のバックプレートにはまた異なる渋みがあり、カットスティールと絶妙な調和
  • 何とセキュリティーチェーンもついています。これが閉じたときの状態
  • フレームにバネが効いており、留め具の穴にかけて留めたり外したりします
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アンティークエピソード

鉄(スティール)とカットスティールのアンティークジュエリー

ジュエリーというと、1920年以降は欧米を中心にプラチナのジュエリーが作られ始める前は、ゴールドかシルバーを地金として用いられることがほとんどでした。
しかし例外があり、代表的なものに「鉄」が挙げられます。
鉄のジュエリーは、17世紀初期にイギリスで始まり、フランスではフランス革命前の18世紀にその全盛を迎え、その流行は19世紀前半まで続きます。
当時、鉄とカットスティールでさまざまな宝飾品が作られました。
「カットスティール」とは、磨いた鉄を鋲状にして、それをぎっしりとプレートの上に敷き詰めたで作られた技法のことです。
表面が鈍い光できらめくのが味わいです。
また当時の鉄を使ったアンティークジュエリーには、カットスティールよりずっと小さな鉄にビーズのような穴を開けて、一つの布のようにしたものもあります。

当時のフランスは、鉄のジュエリーの地位は非常に高く、多くの王侯貴族に愛されていました。
後年のダイヤモンドの代用品としての「マルカジット」と異なり、鉄のジュエリーは貴石や貴金属が使えない「庶民の代用品としてのジュエリー」ではないのです。
例えばナポレオンの妻のユージェニー后妃なども鉄のジュエリーを愛した一人です。
彼女の死を惜しんで作られた記念のジュエリーには、目を見張る煌びやかな貴石の宝石と共に、カットスティールのセットジュエリーが2つも入っています。
また当時の鉄のジュエリーの人気を物語るもう一つのエピソードに、鉄のジュエリーのイミテーションとして銀で鉄のジュエリーが度々作られたという話もあります。
ヴィクトリアアルバート美術館が所蔵する1809年製造のコレクションにも、18世紀の鉄のジュエリーを模した銀製の櫛が残っています。

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