シトリンブレスレット(シルバーギルド、イギリスアンティーク)

美しいアンティークのシトリンシェルシュミディでは珍しい1930年代のイギリス製のアンティークブレスレット。
このブレスレットの魅力は、何といっても昔の自然のままのシトリンが惜しみなく使われているところです。
シトリンほど現在、誤った評価をされている宝石はないでしょう。
元々はトパーズにつぐ、希少性のある黄色い宝石だったのですが・・・(詳しくはエピソード欄をご参照ください)。
味わい深いシルバーギルド現在見るとほとんどシルバーにしか見えませんが、表面はもともとはシルバーギルド(シルバーに金メッキをしたもの。フランスのヴェルメイユと似ています)でした。
長い年月の中でゴールドが抜けてしまい、その面影をわずかに残すのみになってしまいましたが、それでも銀だけだったら出なかったであろう柔らかみが感じられます。
シトリンの周囲にはマルカジットが埋め込まれ、シトリンが入ったパーツは全体が花の形になっています。
それに対してシトリンとシトリンの間に埋め込まれた、シルバーとマルカジットだけでできたパーツは、草木のモチーフになっています。
明るいシトリンの色とお花と草木のモチーフが若々しく明るいイメージ。
年齢を問わず楽しんでいただける、また洋服を選ぶことなく使ええる便利なブレスです。
シトリンの鑑別済み

  • 幅:190mm 
    重量:20g
  • 販売価格:売り切れました。

シトリンブレスレット(シルバーギルド、イギリスアンティーク)

世界にひとつだけの一点もの

  • 交互に入ったモチーフなど、バランスが良く使いやすいブレスレットです
  • シトリンの明るい黄色は、日本人の肌の色に良く合い、腕元を明るく見せます
  • シトリンの周囲を覆っているのはマルカジット。向日葵のようなイメージです
  • ファセットカットされたシトリンが、明るく輝きます
  • 留め具部分にセキュリティーチェーンのついているのも嬉しいところ
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シトリンブレスレット(シルバーギルド、イギリスアンティーク)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

アンティークシトリンのジュエリー

色水晶の代表的なものに「アメジスト」「シトリン」「ローズクォーツ」があります。
水晶の中で紫色のものをアメシスト(アメジスト)、黄色のものをシトリン、薄いピンク色に色づいた水晶のことをローズクォーツと呼んでいます。

シトリンは黄色に色づいた水晶のこと。
紫水晶(アメジスト)の色の違いは色中心のエネルギー準位が違うからです。

古代から宝石として愛用されており、商売繁盛、富をもたらす「幸運の石」されてきました。
強い力を持つ宝石としても有名です。
シトリンはその自然の黄色い色から、太陽のエネルギーを持つといわれています。

アンティークのシトリンは天然無加工だけあってさまざまな色合いがあります。
レモンイエロー、トパーズに似た飴色や茶色、黄緑に近いイエローまであります。

下記はレモンイエロー色に近いシトリンです。

アンティークシトリンリング(ダイヤモンド、洋ナシカット)

下記はトパーズの色に近いシトリンです。

アンティークシトリンリング(スクエアカット、王政復古時代)

下記は「フォイルバック」で、色調に変化を与えている例です。
光の反射で炎のように挿すオレンジ色は、石の下に入れられた金箔(フォイルバック)のためです。 朝夕など異なる日の光の下でさまざまな表情を見せては変化をします。

アンティークシトリンリング(フォイルバック、18金ゴールド)

いずれの色も美しく、一概にどの色が最良の色と決めるのは難しいです。
このシトリンの黄色の加減を決めているのは、結晶中に含まれる鉄分が原因になっています。
結晶中に鉄分が含まれていると、高い熱を受けた時に黄色に発色します。
鉄分が多いとより茶色に近い色になります。

アンティークジュエリーにおいて、シトリンは高価な宝石です。
かつてはアメジストの色を変化させてシトリンを作るという技術は存在しませんでした。
現代のシトリンはアメジストを人工的に加熱することによりシトリンの色に変えて「シトリン」として売られているものが多いです。
こうして作られたシトリンは黄色が不自然で、宝石としての美しさはほとんどありません。

現代の「天然シトリン」の人口処理には主に以下の3つがあげられます。
1:スモーキークォーツを加熱してシトリンにする。
ベースの水晶は天然なので「天然シトリン」という言い分。
この場合もちろん、黄色は人工的に作られたものです。

2:アメジストを加熱処理してシトリンにする。
アメジスト自体は天然のクォーツなので「天然シトリン」という言い分。
石は天然だけれど。色は人工的につけてるのです。

3:原石の段階で熱処理を加えたシトリンにする。
その原石を輸入して加工する加工国が、原石の段階で黄色だったのだから「天然シトリン」という言い分。
本来地表に出てきた時にすでに黄色のものこそが、天然のシトリンというべきですね・・・。

シトリンの主要産地は、ブラジル、インド、チリ、ザンビア・ジンバブエ。
特に最高品質のシトリンは、ブラジル、スペイン、 マダガスカル、ロシアから採れるとされています。
ヨーロッパのアンティークジュエリーで使われているシトリンもおそらく、当時のその他の多くの宝石と同じくロシアから来ているものが多かったのではないかと考えられます。
近年ではベトナムからも良質のシトリンが発見されたそうですが、こうした東南アジアでの採掘は後年になってからですので、当時は当然出てきていません。

シトリンはフランスアンティークジュエリーでは19世紀初頭の王政復古の時代(イギリスではジョージアン後期)に大変希少価値のある宝石としてジュエリーに重用されます。
下記は同時代のフランスで作られたシトリンのネックレス。
この時代ならではの金細工とシトリンの色合いが非常によくあっています。

シトリンのネックレス(王政復古時代、カンティーユ金細工)

そしてその後は19世紀末に、今度はルネラリックをはじめとするアールヌーボーの作家性によって、その独特の存在感を魅せつけるのです。
半貴石の中間色がジュエリーに大胆に取り入れられたこの時代。
シトリンはその中でもとりわけ、アールヌーボーのジュエラーに愛された宝石です。

アンティークシトリンネックレス(マベ真珠、アールヌーヴォー)

その芸術的なジュエリーにおいて、それ以前のイメージとは異なる大胆で新鮮な魅力を発揮します。
箱根のラリック美術館には、それは美しいシトリンを配したルネラリックのジュエリーが展示されています。

またシトリンはトパーズに並び、11月のもう一つの誕生石である他、日本ではあまり知られていませんが、結婚5周年の木婚式に贈られる宝石でもあります。
木婚式とは「もっこんしき」と読み、ようやく夫婦が1本の木になったことを意味するそうです。
文字通り木製のものなどをプレゼントすることもありますが、宝石の場合はシトリンが木婚式の石になります。

アンティークエピソード集 のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。

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