アールヌーヴォーのシーリングスタンプ
中軸がくり抜かれていない、珍しい蝋印
フランスアールヌーヴォー期(1890年頃)のシーリングスタンプ、蝋印。
持つと意外の他重いのは、すべてがブロンズでできているからです。
ほとんどのアンティークシーリングスタンプは、中軸は別の金属で外側だけを銀や銅で覆っているものが多い中、これは銅の塊でできています。
アンティークリーシングスアンプにはスタンプ面に何も彫られていないタイプのものも多いですが、当然イニシャルの彫られているものにこそ価値があります。
しかもこのスタンプには3文字が彫られています。
おそらくVとBとRです。
アールヌーヴォーのクラフトマンの成せる技
ともすれば重くなりがちな銅製品に華やかさがでているのは、ひとえに彫刻技術の素晴らしさによるものです。
美しい花びらと葉が、卓越したクラフト万の手彫りによって瑞々しく描かれています。
機械化に反発した手工芸復活の動きの中で生まれたアールヌーヴォー様式は、それまでの時代には見ることがなかった流動的なラインを持った銅製品を生み出しました。
そんな当時の新鮮さを今に伝える、美しいアンティークスタンプです。
- 状態:[良好]☆☆☆☆ (星マークの意味)
-
幅:18mm
高さ:70mm
重量:45g
- 販売価格:売り切れました。
アールヌーヴォーのシーリングスタンプ
世界にひとつだけの一点もの
- 銅の塊でできているので、ずっしりとした重厚感と高級感があります
- 手ごろな大きさでコレクションしやすい蝋印は、人気のアンティークアイテムです
- シーリングスタンプは、イニシャルの彫られていなければ価値は半分以下
- 花と葉が、彫刻のようにいきいきと描かれてます
上の写真をクリックするとアールヌーヴォーのシーリングスタンプの大きな写真が切り替わります。
アンティークエピソード[Antique episode]
アンティークジュエリー編 フランスアンティークスタンプ
アンティークコレクターの方に根強い人気を持つアイテムのひとつに、アンティークシーリングスタンプがあります。
もともと手紙に封をするときの蝋印として使われたものですが、フランス人はスタンプが好きなため、実にいろいろなアンティークスタンプが作られました。
代表的なものにこのシーリングワックススタンプのように銀や銅でできた高さ10センチ弱のもの(アールヌーボー期に作られたものが多いです)、もっと後年になって学校用のスタンプに作られた木製の簡素なもの、豪華なものでは14Kや18Kの金塊で作られた小ぶりのスタンプでそれをペンダントトップにしたものなどが挙げられます。
アンティークマーケットで流通しているアンティークスタンプにはスタンプ面に何も刻まれていないものが多いですが、モノグラムが刻まれたもののほうが当然探されています。
モノグラムは使っていた人のイニシャルが刻まれるので、何も刻まれていないアンティークスタンプは当時のデットストック商品です。
アンティークエピソード集
のページでは、様々なアンティークに関するエピソードをご覧いただけます。