アンティークヘアーオーナメント(水牛、櫛、プリミティブ)

珍しいデザインと素材で作られたアンティークオーナメント1930年頃のフランスのヘアーオーナメント。
何と櫛部分が水牛で作られています。
ヘアーオーナメントとしてはかなり大ぶりなほうで、存在感あり。
櫛の部分がしっかり髪をとらえますので、これだけざっくりまとめ髪に挿すだけできっちり固定することができます。
横に挿しても、あるいは垂直に挿してトップに持ってきてもどちらでもOKです。
プリミティブ(原始美術)の影響の見られるデザイン絵画の世界でもプリミティブ文化の影響が強かった30年代は、アクセサリーの世界でも一部原始美術の影響や憧れを反映したものが作られました。
この髪飾りは特にシルバーのバーのところに、古代を想像させるな装飾模様が描かれています。
変形した十字架のような形の模様は、家紋のような象徴文字のようでもあります。
何かのシンボルをそのまま使ったというより、イメージ的なものだと思います。
バーはシルバーでできていますが、中がくりぬかれて空洞になっています。
どこにも売っていないオリジナルなものをお探しの方に!

  • 幅:180mm 
    高さ:70mm 
    重量:22g
  • 販売価格:売り切れました。

アンティークヘアーオーナメント(水牛、櫛、プリミティブ)

世界にひとつだけの一点もの

  • 艶やかな水牛製の櫛。材料費だけでも現在作ったら大変なことになります
  • アンティークの髪飾りでは珍しいボリューム。横長でバランスも取りやすいです
  • エジプトなどの古代文明からインスピレーションを受けた不思議な紋章模様
  • 右から3番目の歯だけ上半分が欠けていますが、ほぼパーフェクトコンディション
  • 全体的に大きめで櫛の量も多いため挿しやすく、着用したときに豪華です
  • アンティークヘアーオーナメント(水牛、櫛、プリミティブ)
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アンティークヘアーオーナメント(水牛、櫛、プリミティブ)

[通販価格:税込]:売り切れました。

アンティークエピソード[Antique episode]

ポールポワレ(Paul Poiret)からギャルソンヌルックへの変遷

20世紀初頭のパリファッションは「ポールポワレ」を抜きに語ることはできません。
ポールポワレ(paul poiret)20年代初頭に活躍したファッションの王様です、。
1879年にパリに生まれ、1901年からオートクチュールの創始者であるウォルトのメゾンに入ります。
1903年、自身のメゾン、「ポール ポワレ(Paul Poiret)」を設立。
1910年代にかけて多くのデザイナーや技術者を組織化して、女性用ズボン、香水、プリント地、カーテンなどのデザインをプロデュースしていきます。

ポールポワレが提唱していたファッションは、コルセットから解放された、自然な体にあう服。
自然なままの肉体(プリミティブ)を想定して、旧来より大胆で自由な色や形で洋服を作って、名プロデューサーとなったのです。
1911年には、動きやすさを追求してデザインした「キュロットスカート」を発表。
その他、ランプシェード型のチュニックなど次々と革命をもたらします。

下記はイラストレーターPaul Iribeが描いた「ポールポワレのドレスより(from Les Robes de Paul)」の挿絵で、1908年に描かれたものです。
ちなみにPaul Iribeは一時期ココシャネルの恋人でもありました。
ポールポワレ

第一次世界大戦画終わると、第一次世界大戦によって外へ働きに行くことを強いられた女性たちは、大きな社会進出を遂げます。
1920年代になるとファッションは更にモダンになり、ポールポワレの打ち出していたファッションもコルセットを外したとは言え、機能性の面でやや時代遅れとなっていきます。
「ギャルソンヌルック」と呼ばれる、より大胆でモダンなファッションに変化していきます。
長い髪は耳下で揃えられます。
変化したのは髪型だけではなく、女性のファッションが大きく変化します。
お洋服はもちろんのこと、この時代に多く作られたのが女性の化粧小物や喫煙道具、バッグ等。

1920年のピアスは、たいてい縦長でストンと落ちるスタイルのものが多いです。
これはもちろん当時のお洋服や流行と関係しています。
ピアスが長くなったのは、髪が短くなったから。
当時のウエストラインを落としたストンとしたドレスに、髪はボーイッシュに短く、ピアスで首元を主張するのが粋でした。
下記は当店で販売済みのアールデコのピアス(1920年代)。
クリソプレーズとダイヤモンドの超ロングピアス(1920年頃フランス、クリソプレーズ、18金ゴールド)

ネックレスもやはり長くなり、ペンダントや飾り房をつけて長さを出すことをしていました。

ところで20世紀初頭以前はまだ写真がありません。
それゆえ、ファションプレートといういわばファッションの挿絵を描くプロがいました。
雑誌ができる前は、こうしたファッションプレートが新聞に掲載され、お洒落な上流階級はそれを切り取ってスクラップにしていたそうです。
20世紀初頭からアールデコにかけてのモダンファッションを知るのに、ジョルジュ・バルビエのイラストはお薦めです。

下記はジョルジュ・バルビエの1912年のイラストです。
ジョルジュバルビエとは当時のイラストレーターで、当時の著名なファッション誌(ガゼット・ドゥ・ボントン、1912-1925年発行)にファッションプレートを描いていました。

ジョルジュ・バルビエ

1920年代に入るとジョルジュ・バルビエのイラストもよりボーイッシュでアールデコの影響が強く出たファッションになっていきます。
下記は1920年頃のファッションを描いたバルビエの「Les Belles Sauvagesses de 1920」。
20世紀初頭のファッションの変遷を感じることができますね。

ジョルジュ・バルビエ

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