鼈甲製のアンティークシガレットケース(べっこう)

絶滅しつつあるべっ甲なんと全てがべっ甲でできた、シガレットケース。
1920年頃のフランス製。
日本の工芸品でも馴染みの深かったべっ甲ですが、世界的にべっ甲の取引が禁じられてから既に15年。
もはや新しいべっ甲を手に入れることは不可能になってきました。
現在、数少ない在庫や端材が有効利用されたりしているようですが、その価格の上昇はとどまることを知らず、約3センチ正方のべっ甲ですでに1万円では買えないそうです。
いまだにその全貌をとどめた、貴重なべっ甲ケースこのような状況ですので、このシガレットケースは素材費として考えただけでも高価な値段がつくでしょう(でも潰すのはやめてください!)。
べっ甲はフランスではよく扇の柄などにされましたが、べっ甲のみで作ったケースは、珍しいです。
さらにこれだけの状態で現存しているものは、稀有えです。
約4箇所に大小さまざまのヒビがあるものの(写真特に蓋部分をご覧ください)、すべて修繕されていて、欠けはありません。
きちんと修繕されていますので、丁寧に使っていただければ、割れ目が広がる心配はなく小物入れとして十分実用していただけます。
蝶使いのところと煙草を留めるバーのところは金属(真鍮)でできていますが、100年経っているとは思えないほど金属にゆるみもありません。

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  • 幅:135/85mm 
    重量:89g
  • 販売価格:売り切れました。

鼈甲製のアンティークシガレットケース(べっこう)

  • 傷みが激しいのは蓋のほうで、もっとも大きなヒビが蓋の左上の箇所です
  • シガレットケースにしては厚みがあり、カードや小物をばっちり収容できます
  • 黄色に濃褐色の斑点があるべっ甲、黄色の比率の高いものほど良いものです
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ベッコウとはタイマイ(ウミガメの一種)の背と腹の甲を構成する最外層の角質からなる鱗板を剥がして得られる工芸品の素材です。
日本でも古くから櫛、かんざし、帯留めにされましたが、西洋でも重用された素材で、このようなケース、扇の柄、小物類に使用されました。
漢方薬などでもベッコウという言葉がでてきますが、これはタイマイではなくてスッポンの甲羅であり、違うものです。
日本人にとても馴染みの深い鼈甲ですが、原料であるタイマイはワシントン条約により1992年に既に輸入を禁じられています。
日本では禁止前に業者がかなりの在庫を確保していたため、まだ持ちこたえている状態ですが、既に15年近くが経過した現在、在庫もつきてきています。
近く幻の素材となるひとつでしょう。

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