--- アンティーク・エピソード ---フランスの地方ジュエリー「フランドル地方のジュエリー」

フランスは料理、言語、建築、文化等々、地方性の豊かな国。
ジュエリーは特に20世紀初頭以降は基本的にはパリを中心に発展したため、断然パリで作られたアンティークジュエリーが多いです。
しかしそれでも19世紀のジュエリーには、まだまだ地方性豊かなジュエリーを見つけることができます。
特に有名なのが「南仏プロヴァンス」。
プロヴァンス地方(現在のエクサンプロヴァンス、カマルグあたり)で作られたジュエリー(ビジュー)を「ビジュードプロヴァンス」と呼んでいます。
またサヴォワ地方などはクレオール型を変形したようなピアスが昔から作られている他、ノルマンディー地方もこの地方独特の特徴あるジュエリーが作られました。
それ以外のフランスの地方ジュエリーにヴァンデ地方のジュエリー、フランドル地方のジュエリーがあります。

フランドル(Flandres)とは元々フランス語に由来している地域名ですが、日本語では英語由来フランダースとも呼ばれます。
現在の国境では現在のオランダ南部、ベルギー西部、フランス北部にまたがる独特の文化をもった地域圏を指します。
フランドル地域は中世の早い時期からリネンやボビンレースなど繊維産業が発達し、ヨーロッパで最も裕福な地域として繁栄しました。
しかしそれゆえに争いの絶えない場所でした。
古くからフランスの影響の強い地域でしたが、毛織物の生産と交易で栄えるとその供給地イングランドとの関係が近くなり、それが英仏百年戦争の一因にもなります。
1384年に、フランス、ヴァロワ家のブルゴーニュ公フィリップとフランドル女伯マルグリットが結婚し、フランドルはブルゴーニュ公国の一部となりました。
フランドルは富裕な貴族や商人の庇護の下、芸術も花開き、16世紀にはその繁栄の円熟期を迎えました。
現代のフランスにおいても、中央フランスとは異なる独特の文化を持ったエリアでフランスの中ではベルギーの香りが漂う、文化的であり異国的なとても不思議な魅力を持つ地方です。

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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

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