--- アンティーク・エピソード ---アンティークエタニティーリング(エタニティリング)

現在でも「エタニティーリング」と呼ばれて愛されている指輪デザインの歴史は古く、フランスでは18世紀のジュエリーに既にエタニティリングを見つけることが出来ます。
この指輪デザインのことをフランス語では「Alliance(結婚指輪=マリッジリング)」と呼びます。
この「alliance」という言葉は元々は、「同盟」とか「協定」といった意味のフランス語で、そこから転じて「結婚」、「結婚指輪」を指します。

下記は当店で販売済みの18世紀のエタニティリング。
緑石はペーストガラスです。

18世紀エタニティリング(緑ガラスペースト、結婚指輪)

アンティークのエタニティーリングはダイヤモンドだけでありません。
古くは上記のようなペーストガラスも用いられましたし、下記はマルカジットを用いたエタニティリングです。(19世紀初頭)

アンティークエタニティーリング(マルカジット、銀製、19世紀初頭フランス)"

エタニティリングはまた、20世紀初頭にアメリカ人に愛されオーダーされた指輪デザインです。
フランスのアンティークジュエリーでもこの頃に作られたエタニティーリングが数としてはもっとも多いです。
そのため、フランスでは「Alliance Americaine(アメリカの結婚指輪)」とも呼ぶことも多いです。
半周だけ宝石が巡らさせたものは、半分と言う意味の「Demi」が前について「Demi-alliance」と呼ばれています。

フルエタニティーダイヤモンドリング(フランス、20世紀初頭)。

アンティークダイヤモンドエタニティーリング(ローズカット、結婚指輪)

セミエタニティーリング(フランス、20世紀初頭)。

アンティークダイヤモンドエタニティーリング(ローズカット、結婚指輪)

ダイヤモンド以外の宝石もエタニティーリング(セミエタニティーリング)に用いられました。

下記はガーネットのフルエタニティリング(フランス、1840年頃)。

アンティークガーネットエタニティーリング(1840年頃、トランジションスタイル)

そしてフランスだけでなく、下記はロシア製作のトルコ石をあしらったエタニティーリング。

アンティークトルコ石エタニティ指輪(ロシア、花冠)

下記のように2つのまったく同じサイズのエタニティリングをあらかじめ重ねづけするように作ったリングも作られました。
これは今日では別々に着けることもでき、とても重宝ですね。

ルビーとダイヤモンドのアンティークセミエタニティーリング

アンティークのエタニティリングは当店でもよくお問い合わせを頂きますが、そもそも数が少ないのに加えて、フルエタニティリングの場合はサイズ直しができないのが難しいところです。
指にぴったりの特にフルエタニティのアンティークリングで気に入られたものを見つけられたときは、迷わずにご購入をお薦めいたします!

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シェルシュミディで取り扱うアンティークジュエリーは、全てオーナーが直接フランス、イギリスを主としたヨーロッパで買い付けてきたものです。

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