アンティークジュエリーの宝飾技術「ナイフエッジ技法」

ナイフエッジとはナイフに例えた細工のことで、刃の面が鋭く細く、手を当てる側が太くなっていることからこう呼ばれます。
出来るだけ金属の部分を目立たなくした作りです。
ナイフの刃を上にして立てた状態の物で、正面からは細い線のようにしか見えないので、その上にセットされた宝石が宙に浮かんでいるように見えます。

下記は当店で販売済みのダイヤモンドのピアス。
正面から見たときはこのように線のように細いラインしか見えません。

アンティークダイヤモンドピアス(縦ライン、ナイフエッジ)

同じピアスを横から見たとき。
横で幅を持たせて堅牢さを出しているのが分かります。

アンティークダイヤモンドピアス(縦ライン、ナイフエッジ)

ヤスリで擦って表からは、細い線にしか見えないようにしています。
手作りだからこそ出来る技ですし、見た目より強度が高められているという高度な作りです。
アンティークジュエリーでもものすごく古い時代のジュエリーには見られず、19世紀末から20世紀初頭の「イギリスではエドワーディアン」、「フランスではベルエポック時代」のジュエリーに見られる宝飾技術です。
ナイフエッジの魅力は一言で言うと「繊細でシャープなライン」。
20世紀初頭のモダンエイジにふさわしい洗練されたジュエリーが生み出されました。
この時代の特にネグリジェネックレスのように「美しい縦ラインが決め手のジュエリー」では、特に効果的にナイフエッジが用いられました。

アンティークネグリジェネックレス(ダイヤモンド、リボン、蝶結び)

ゴールドに比べて粘り気があり破壊されずに引き伸ばされる性質を持つプラチナとの相性もよく(こうしたプラチナの特徴を「延性がある」と言います)、20世紀初頭のダイヤモンドxプラチナのジュエリーでもよく見られる宝飾技術です。
下記はベルエポック時代のダイヤモンドxプラチナのペンダントネックレス。 ゴールドにプラチナを張ったこの時代特有の貴金属の用い方xナイフエッジが見られます。
特に正面から見ら時にダイヤモンドへの遮りが最小限になり、ダイヤモンドの透き通った美しさを最大限に活かすことができます。

花綱ダイヤモンドネックレス(ガーランド、ベルエポック、プラチナ、オリジナルチェーン付き)

ベルエポック時代の後、アールデコのジュエリーの一部にも見られます。

関連商品

アンティークジュエリー[Antique Jewelry]

アンティークジュエリー、アクセサリー、ケース、バッグなど

アンティーク指輪・リングring
20世紀初頭のフランスで作られたハイセンスなダイヤ、サファイア、ルビー、プラチナなどの指輪の販売ページ
アンティークネックレスnecklace
1900年前後に流行したロケットペンダントやロングネックレス、アンティークチェーンなどの販売ページ
アンティークピアス・イヤリングpierce
真珠や珊瑚、ゴールド、ダイヤ、サファイア、サフィレットなどのピアス・イヤリングの販売ページ
アンティークブレスレットbracelet
ガーネットやサファイアを多数あしらった天然石のブレスレット、精巧な縒り細工でできたゴールドブレスレット等の販売ページ
アンティークブローチbrooch
ベークライトやジェット、ダイヤ、ルビーなどの宝石をあしらった豪華なブローチの販売ページ
アンティーク高級ジュエリーhigh_jewelry
1900年前後の再現不可能なダイヤモンドジュエリーやゴージャスなラグジュアリーブレスレットなどの販売ページ
アンティークアクセサリー他accessories
アンティークバッグ、ケース、扇、ハンドメイドのバッグやポーチなどのアクセサリー販売ページ
アンティーク完売人気商品popular
アンティークバッグ、ケース、扇、ハンドメイドのバッグやポーチなどのアクセサリー販売ページ

アンティークジュエリーニュースAntique Jewelry News

2017-03-12
買い付けから戻りました! 買い付けから戻り、エキサイティングなメルマガ会員様向けの先行案内をスタートいたしました。
登録がお済み出ない方はぜひこの機会にシェルシュミディのメールマガジンにご登録ください。
【買い付けから戻りました!詳細へ】
2017-02-26
臨時休業のお知らせ(3/12まで) 買い付け業務に伴い、本日以降にご注文頂きましたジュエリーの発送は3/10(金)以降とさせていただきます。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、現地にて良いジュエリーを仕入れるよう励んでまいります。
何卒よろしくお願いいたします。

Cherche Midi サポートメニュー